今週月曜日の10月2日、東京都昭島市のハーレーダビッドソンユニバーシティージャパンで「新ソフテイル2018年モデルプレス公道試乗会」が開催された。そこで新型ファットボーイに乗らせていただいたのだが、これがまた強烈であった。
新型のファットボーイは2017年の旧型とは全く別モノといった印象の乗り味だった。2017年式ファットボーイの車両重量333kgに対し、ニューソフテイルフレームを採用した新型は317kgとなり16kgもの軽量化を果たしている。もはやファットボーイというよりもスリムボーイといった感じ。317kgでも十分に重量級なのだが……。その恩恵は車両の押し引きでも顕著に現れ「これがハーレーか？」というくらい軽く押し引きができる。
もちろん走りにもその違いは明確に現れ、とにかくあのファットボーイが軽快なのだ。グイグイ走り、そしてクイクイッと曲がるのだ。ミルウォーキーエイト107のパンチ力もまた強烈。ホントにこれがストックなのかと思わせる荒々しい加速は、ファットボーイ歴代最高の乗り味と言えるのではないだろうか？
ただし良くも悪くもハーレーらしい重厚な乗り味といったものを求めるのなら、新型ファットボーイはいささか優等生過ぎるのではないかと個人的には感じた次第。とにかく食わず嫌いはいけません。まずは試乗してみることをオススメします。ホントにビックリするから、正味の話。ハーレー2018年モデルの詳しいカタログは以下のリンクからどうぞ！