いまでもファンの多いOHV 2バルブ時代のボクサーエンジン。
R80やR100系など、何度か試乗したことがありますが、ゆっくり流してもそれなりのペースで走ってもとても味わいのあるフィーリングで、なぜこのエンジンが長年愛されているのかが分かる気がしました。今となっては癒し系とも捉えられている2バルブ車ですが、古くからOHV 2バルブ車でレースに挑むコンストラクターがいることも事実。写真のレーサーはかつてAMS FUJIIが手掛けたR100系のレーサーです。80年代末~90年代初頭にかけて日本で行われていた2気筒車のレース「B.O.T.T.(Battle of The Twin)」で活躍し、その後本場アメリカのB.O.T.T.にも出場したというマシン。
ちなみに3月に発売したBMW BIKES 78号では、AMS FUJIIを取材。当時の話も少し載ってますので、興味のある方はこちらのページをご覧ください。
そうそう、いまでも古い車両にこだわってレースに打ち込むアツい人々がいます。MCFAJが主催しているクラブマンロードレースというシリーズ戦の中に旧車クラスがいくつもあるんですね。そこには少ないですがBMWも走ってますし、グッツィやトラ、ハーレーなんかもいます。市販車改もいれば当時のレーサーもいたりするので、旧車ファンなら一度は見ておきたいレースだと思いますよ。せっかくなので、春の筑波で撮影した写真もいくつかお見せします。
ちょっと長くなってしまいましたが、今後はこういうンデーレースの写真も載せていこうと思いますので、お楽しみに。
ではまた~。