ぷ~ん。
屋外で食べる料理って美味しいですよね。こちらは昨年訪れたタイでのヒトコマです。とあるイベントでのケータリングというか屋台。ちょっと田舎のほう(村落)に行くと、一般家庭の台所もほぼ屋外です。
いよいよ8/13(日)より、毎年タイを中心に行なわれている「アジアクロスカントリーラリー」という大会が開催されます。ここ2年はこのラリーにメディアの人間として帯同してきました。
参加者(競技者)のみなさんも、普段の生活からおよそ10日間抜け出して、50~60万円ほど費やしてやってきます(じつは破格のお値段です)。
現地ではすごい歓迎ムードで、大人から子供まで、日本ではありえないほどバイクとライダーに熱い視線が注がれます(ちなみに政府の協力もあり、都市部での団体移動には軍関係車両が先導してくれます)。
昨年のルートでは国境を越えてカンボジアも走りました。日本で生まれ育った身としては陸続きの国境は新鮮です。
が、ここの国境は新鮮すぎる。
パスポートや必要書類を用意して、いったいどこで手続きしていいのかさっぱりわからないし、どう見てもただの工事現場としか思えない……。
タイからカンボジアへ足を踏み入れた第一印象は、ずばりゴミだらけ(後に場所にもよることがわかった)。はじめてタイへ訪れたときも、お世辞にも清潔な街だとは思えませんでしたが、ここはそれをさらに上回る、というかレベルの違いを感じました。
まさかの紙幣まで捨ててある(1リエル=約2.8円)。だれも拾わないから捨ててあると言っていいと思う。実際の買い物はUSドルで、お釣りはリエル。そしてそのリエルはほとんど使う機会がない。
しかしタイもカンボジアも、人は穏やかで微笑みにあふれている。
若者もヤサグレていない。素直に笑顔をくれる。
都市部ではバイク用の駐車スペースもあるし、コンビニエンスストアだって普通にある。
ということで、来週からは湿気を帯びた埃っぽい写真でここのコラムをジャックする予定(通信環境とフィジカルの状態にもよるのであくまでも予定です)。
2017年のアジアクロスカントリーラリーはタイ国内の山岳エリアが中心になるようです。移動総距離は約2,000km(SS:1,200km/RS:800km)。同じ時期にモンゴルで開催されるラリーモンゴリアとは対照的な自然環境ですね。
日本からは16人が参戦予定。そのなかには本イベント史上初となる、サイドカーでのチャレンジャーもいるそうです(公認外出走)。
雨季なので撮影機材の故障が心配……
昨年までの模様はレポートをご覧ください。