カメラツーリングで使いたいこのアイテム！【その１：GOLDWIN ライディングデイパック27】

こんにちは！バイクブロス通販部の今成です。さて、本日はカメラが趣味のライダーさんに向けた企画。最近はツーリング先でも一眼レフを利用されている方を多く見かけますよね？かく言う私もミラーレス一眼を使っているのですが、ツーリングでの悩みの種と言えばカメラの持ち運び方法。ほとんどの方はカメラ専用のデイパックを使う事になると思うのですが、この手の物はバイクでの利用は想定していないですよね。

だったらバイク用でカメラ撮影に使いやすい物は無いかな～と探していた時に見つけたのが、ゴールドウィンさんのデイパック『GSM17614 ライディングデイパック27』なんです。バイクブロスショッピングでも人気の商品なんですが、今回は伊豆まで一泊のツーリングで、カメラバッグ兼ツーリングバッグとしてのインプレッションをお届けしますね！

本当に27リッターで大丈夫？

ちなみに今回「GSM17614」に入れる荷物は下記の通りです。カメラ専用ではないので、市販のカメラ用ソフトインナーバッグを間仕切り代わりにつかいます。

◆ミラーレス一眼カメラ×1(オリンパス/OM-D E-M5) ◆単焦点レンズ×3 ◆予備バッテリー×1 ◆カメラ用ソフトインナーバッグ×1 ◆充電器×2 ◆GOPRO(マウント付き)×1 ◆コンパクト三脚×1 ◆ジャージ及び着替え類一泊分 ◆タオル(カメラの振動対策として)

これでほぼ一泊分の全ての荷物を入れた事になるのですが、27リッターという容量は絶妙ですね。背負ったまま走ってみてもライディングに支障は感じませんでした。欲を言うなら簡易的なウェストハーネスがあればなお良かったかな？

走る時はシートバッグ・撮る時はデイパック

ちなみにこの「GSM17614」は、ゴールドウィンのツーリングバッグでお馴染の「Xベルト(別売り)」に対応しており、シートバッグにもなります。撮影ポイントまではリアシートに固定。到着したらデイパックに、というスタイルで使うと便利でした。

ちなみにこのXベルトは本当に優れもので、ベルトを外した後もジャマにならないように、バックルが左右でオス・メスのセットになっています。これがオス同士だとプラプラなっちゃうんですよね。当たり前のようで、これがちゃんと考えられてる製品って少ないんですよ？

撮影で意外なほど使える？多彩な収納

まずはメイン気室の開口を見てください。これだけ大きく広げられるとカメラや三脚の出し入れがスムーズで良いですね。デイパックとしてだけでなく、シートバッグとしてもこの開口は大きな武器です。

デイパックとして撮影時に重宝したのは、センターに配置されたポケット。撮影時に三脚をスタンバイさせておくのに便利ですね。私が持ってるのはベルボンのULTRA355(縮長390mm)ですが、雲台を外せば完全に蓋を閉じられるぐらいの収納力。

そしてバッグ本体両サイドにある上蓋付きのドリンクホルダー。ここをレンズ用ポケットとして使うのがとても便利でした。普段使ってる単焦点レンズを同時に3本以上スタンバイ出来るのは嬉しい限り！

散策中に見つけたパンフレットのたぐいも、A4サイズが丸ごと入るポケットがあるので、丸めずに入れられます。背当て部分のクッションもかなり頑丈に出来ているので、書類をキレイにまとめられますね。

そして収納…ではなくレインカバーですが、これって風圧で飛ばされた経験ありません？このレインカバーはドローコードの一部を本体バックルに通して固定可能なんです。ちょっとした工夫ですが、一般的なカメラバッグに使われるレインカバーは、バイク乗車時の風圧まで考えてませんからね！こういうバイク用品としての基礎体力の高さがゴールドウィン製品なんですよね。

そして個人的に何より気に入ったのが、アフリカツインに装備した時のおさまりの良さ！どうですか、この一体感！トップケースよりもコンパクトで軽い、なおかつ重心をライダー側に寄せられるので「ちょっと本気で走りたい！」という時にもライディングをさまたげません。正直このバッグ、個人的に欲しくなっちゃいましたね（笑）