ヘルメットに「フルフェイス」とか「ジェット」とか、形による違いがあるのは分かるけど、たとえばフルフェイスという同じ形のジャンルでも、ひとつのメーカーからいくつもの種類が発売されているのはなぜ?という疑問はありませんか。ちょっとずつデザインが違って、お値段も高めだったり安めだったり。ベテランのみなさんなら大丈夫でしょうが、これからバイクライフの経験値を高めたいみなさんの中には「値段が違うから、何かが違うはずだけど・・・」と、ぼんやり納得しているような人もいらっしゃると思います。そこで今回は、アライのフルフェイスヘルメットを製品別に分析しちゃいます。

Arai HELMET
RX-7X

現在のアライフルフェイスの最高峰モデルです。他のメーカーでは、後頭部あたりが流線型になっているものも増えましたが、アライは「丸くて、つるんとしたフォルム」を崩しません。これは、いざというときの衝撃を効率よく「かわす」ためのこだわり。帽体の上のエアロパーツ類も、衝撃を受けたらすぐに取れ、回転を阻害しません。

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ASTRAL-X

競技のための最高峰モデルがRX-7Xなら、ツーリングのための最強スペックは、アストラルXに結集されています。たとえばロングツーリングの風切り音は以外とウザいですよね。アストラルXのエアダクトは、よくあるシーソー式ではなくスライド式なので、閉めたときの静粛性がいいなど、細かい気の配りようが、最高峰たるゆえんです。

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ASTRO-IQ

RX-7Xの性能は分かるけど、エアロパーツは少な目、なるべくシンプルな外観が好みという人は多いようです。そんな方におススメのツーリングユースモデルがアストロIQ。アストラルXが登場してツーリング最高峰の座は譲った形ですが、求めやすい価格になっている今は狙い目かも。カラーバリエーションも豊富です。

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RAPIDE-IR

けっこう「強め」なデザインが特徴的なラパイドIR。「流行りの流線型みたいなのやんないよ」、「インナーバイザーは事故のとき危険だよ」と、実直なものづくりにこだわるアライっぽい無骨さが表れたような雰囲気が、私個人的に「いちばんアライっぽい~」と思っているモデルです。なおRX-7X以降、すべてスネル2010をクリアしています。

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QUANTUM-J

次に紹介するHRシリーズはあるものの、国内向けラインナップとしてのベーシックラインがクアンタム-Jです。高価格製品同様の安全規格やベンチレーション機能、システム内装などを備えています。なお、アライのグラフィックモデルは、メーカー純正のほかに販売代理店専用(東単や山城向けオリジナルカラー)もあるので要チェック。

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HR-MONO4

ヘルメットは最後の命綱にもなるのに、価格で選ばれてしまう商品でもあるというジレンマがあります。アライが安全なのは分かっていても、値札もそれなりですからね。そんなときにはHR-MONO4です。この価格でもスネル規格に適合したハイコスパモデル。アライのメーカーサイトには載っていないけど、この価格で安心のアライ製です。

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