カワサキ 900Z1

掲載日:2017年02月21日 取材で見つけた旧車バイク紹介    

記事提供/Zeppanバイクス編集部  取材協力/コンボイ
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 21号』の『物件通信』を再編集したものです

カワサキ 900Z1の画像
KAWASAKI 900Z1

Z1のメイン市場だったアメリカでも、年毎に車両価格が高騰し、今では日本国内で購入した方が安いとまで言われているカワサキZ1。不動エンジンどころか、やっとこ転がせる程度の欠品だらけ車でも、初期モデルなら確実に100万円近くするのが現在の相場らしい。今や高品質な復刻部品が数多くあるため、極端なこだわりが無い限り、それら復刻部品を利用して行うフルレストアが主流だ。

コンボイで見つけたZ1-Bのフルレストア車は、火の玉仕様で仕上げられた1台である。同社では滅多にフルレストアは行わず、この車両が5年振りらしい。普段なら整備+αで仕上げられるベース車の仕入れが多いそうだ。数多くの重整備や仕上げを経験してきたショップによるフルレストアだけに、その仕上がりにコテコテ感が無いのは好ましい。カワサキZ1を末永く気持ち良く走らせたいのなら、こんなマシンのチョイスもお勧めだ。

詳細写真

カワサキ 900Z1の画像

新品の鉄リムとスポークで張り替えられた前後スポークホイール。もちろん前後タイヤも新品に交換されている。アルミ製ボトムケースは専門のプロショップにより磨かれ実に美しい。

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リペイント済み&オーバーホール済みエンジンを搭載。ベース車はZ1-Bだが初代Z1の火の玉仕様に仕上げられている。

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新品のリプロダクションシートに交換。純正シートにこだわりすぎるとアンコが腰抜けで乗り心地が良くないことが多い。クオリティの高いシートは一体発泡スポンジや縫製品質も良いので安心だ。

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240km/h表示のヨーロッパ仕様メーターを装備。整備のプロが仕上げたフルレストア車なので走りも安心だ。

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