掲載日:2017年01月17日 取材で見つけた旧車バイク紹介
記事提供/Zeppanバイクス編集部 取材協力/ジェイトレード
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 20号』の『物件通信』を再編集したものです
サビや色抜け、傷やこすれがあっても新車当時の未再生状態を好む人もいれば、再塗装や再めっき、リプロパーツを駆使したピカピカのレストアを望む人もいるなど、絶版車の価値基準は人それぞれ。新車当時のパーツがそのまま残り、なおかつコンディションが良いなら最高だが、そうした車両にこだわった品揃えに力を注いでいるのがジェイトレードである。
海外のマニアックなコレクターから直接買い入れた、タイムスリップ車と呼ばれる車両のほとんどは、走行距離が少なくメンテナンスの履歴もはっきりしたもの。このCBXは走行8,000マイル弱でフレーム、エンジンから外装に至るまで塗装部分は塗り直しのない新車当時のパーツながら、1979年当時の輝きを保っている。台数が減少している絶版車の中でも、品質にこだわり抜くジェイトレードの本領が発揮された車両として見逃せない。