掲載日:2012年05月23日 ツーリング情報局 › 関東エリア
投稿者/WRTさん | 取材日/2012年5月5日
あえて近くのスポットめぐりへ
意外な穴場を多々発見?
桜の開花も遅れた今年ですが、一気に暖かくなりました。遠くへ行くだけがツーリングじゃない。近場で楽しめる場所は?と考えて、ゴールデンウィーク真っ最中のこどもの日、短いけれど中身の濃いツーリングに出かけました。
今回は、常磐道・柏インターが起点。そこからまず、春を全身で感じられる柏市の施設、広大なあけぼの山農業公園へと向かいます。
四季それぞれの花などが楽しめる素敵な場所。家族連れで一日楽しめます。4月半ばには見事なチューリップフェスティバルがあって大にぎわい。近づくと風車が目印のちょっと不思議なスポット。そしてそのそばには、布施弁天。江ノ島、上野不忍とあわせ、関東三大弁天のひとつとのこと。大同2年 (西暦807年) に弘法大師空海御作と言われる弁財天像をご本尊 (秘仏) として開山。1717年に再建された本堂は圧巻。
ここからの道は、利根川沿いの農道ですが、信号はほとんどない快走路。田植えの様子を見ながら快調に走り、ゴルフ場を貫く道も木の香りがする素晴らしい道です。ちょっと都心を離れるとこんな道があるのに驚きます。
そして、江戸川の河川敷で5月3日と5日に揚げられる庄和の大凧を見にまいります。ところが、あいにくの大雨低気圧で会場が水没してぐちゃぐちゃ。中止だそうです。来年の再来を期し、近くの鯉のぼりなどを堪能して、次の牛島の藤へ。庄和と牛島はとても近くて、あっという間。駐車場も広くて完備、入場料 1,000円はちょっと高いような気もしますが、入ってみたら満足度はすごいものがあります。
この藤は、樹齢 1200年、藤棚面積 700平方メートルの天然記念物。藤の房の長さは、2メートルになるものもあるほど。折り重なる花房もすごいけれど、藤棚の下にいるとなんといってもその香りが素晴らしい。全身を藤の霊に包まれたような気持ち。この感動は、藤棚の下に行ってみないと理解できないと思います。今が春であること、万物が春を感じて生き生きと躍動していることを実感できます。
今日巡ったスポットは、連休中ですから多少の人出はありますが、大混雑ではありません。のんびりゆく春を惜しむには最適の場所だと思います。
さあ、それでは、牛島から次は人間が躍動している巨大なショッピングモール、越谷レイクタウンへと向かい、そこでお買い物をして帰宅するといたしましょう。こちらは春をショッピングで楽しむ人たちで大混雑していました。
春を楽しむツーリング、遠くへ行かなくとも、たっぷりと晩春を楽しむことができました。
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| 牛島の藤は、目で楽しむ、そして香りを楽しむすごい藤。開花期間も長いので、晴れた日に行きたい場所。 こどもの日と言えば鯉のぼり! 各所に大量の鯉のぼりが揚げられています。 江戸川河川敷での大凧揚げが中止となったため、道の駅庄和で大凧の雰囲気を味わいました。うどん屋さんなど美味しいものがたくさんあるフレンドリーな道の駅は、お近くにお住まいの方々で大にぎわい。 |
スポット紹介
あけぼの山農業公園
所在地/〒277-0825 千葉県柏市布施2005-2
電話番号/04-7133-8877
営業時間/9:00~17:00
休園日/月曜、年末年始12月28日~1月4日
入場料 ほか/無料
URL/WEBサイト
所有バイク/
2011年式 BMW R1200GS Adventure
2011年式 Moto Guzzi V7Racer
2006年式 DUCATI Pole Smart 1000LE
32年のブランクを経てバイクの世界に戻ってきたリターンライダー。ツーリングで走るエリアは非常に広範囲で、関東を飛び出し甲信越や東北の一部まで達することも。愛車はロングツーリングに最適なモデル BMW R1200GS Adventure とモトグッツィ、ドゥカティポール・スマート。