淡路島で南国気分

掲載日:2006年02月28日 ツーリング情報局関西エリア    

関西の定番スポット
淡路島を改めて走ってみる

第1回の関西レポートの舞台となるのは、ご存知(関西人だけ?)「淡路島」! ほどよい自然の風景と海岸線を行く長いストレート、さらにはワインディングまでもが楽しめてしまう島です。しかも、1周も約200km程度と日帰りツーリングにも最適…まさにバイク天国。そしてこの天国へ誘われるのが私、VH編集部の佐藤、通称"だいすけ"です。冬場は愛車に故障が発生し、あまり乗れなかっただけに今回のツーリングは自分でも驚くほどのハイテンション。淡路のイイトコをばっちりご紹介いたしましょう!

ベッカム様も大好き!?
南国テイストのロングストレートに酔う

イメージまずは明石市舞子から明石海峡大橋(片道通行料:2,300円)かフェリー(その名も“タコフェリー"。船内には『菊水丸さんのタコフェリー音頭』が流れる、異国情緒さえ漂わせるフェリーです。片道乗船料:大型バイク+人で1,150円! 安っ!)となりますが、今回はフェリーをチョイス。このフェリーは明石港から淡路島の岩屋港まで20分で到着します。

さて、今回のツーリングはここからスタート。岩屋港を出て東へ進むと28号線に合流します。この道は淡路に来たならぜひとも走っておきたい道の一つです。この日は曇っていたので写真がイマイチですが…。約30分(60km/h)ほども続く道幅の広い直線道路、左手には海、右手には南国にありそうな木々。おまけにこれが空いてる道なんですから、ニヤケっぱなしの時間、いえ『バカンス』を楽しめることうけあいです。余談ですが、2002ワールドカップではイングランド代表が淡路島にキャンプし、ベッカム様目当てに大混雑だったとか…。そのせいか(?)、淡路島南部には『イングランドの丘』という施設があり、焼きたてパンを食べれたり、なぜか『コアラ(オーストラリアだよね?)』を見られたりします。ベッカムさまにコアラ…まさに人気者マーチです。さて、この28号線のスポットを抜けると市街地が続きます。市街地は混みますからご注意ください。

イメージ淡路名産の但馬牛とタマネギ
そしてフィニッシュのサンセットライン

淡路といえば「牛」と「タマネギ」。もともと淡路は万葉の頃より天皇陛下が召し上がる産物を献上する「御食国(みけつくに)」と呼ばれていたほどの美食スポットでした。現在は、日本でも有数の但馬牛肥育地として名を馳せていますね。牛肉といえば、神戸牛や松阪牛が有名ですが、実はコレも但馬牛なんですね。御食国の伝統と但馬牛…さっそく頂こうではありませんか! そこで私がお邪魔したのがレストラン「御食国(!)」。明治末期を思わせる赤レンガの美しい建物が好印象です。では早速、但馬牛を…「うぅ。淡路に着てよかった(笑)」。そう思えるほどでした。

イメージさて、お腹も満足したところでツーリング再開。次にご紹介するスポットは、今回最大の見所「サンセットライン(県道31号線。通称:西浦線)」です。“サンセット"の名に相応しい雄大な景色で、走っているとまるで自分が景色の中に溶けていくような錯覚さえ覚えます。まっすぐとした長い直線道路に海、沈み行く夕日に真っ赤に染まる姿は本当の意味で必見ですぞ。またバイクを降りて休むにも、5色の天然の小石が敷き詰められた五色浜(狭いのが難点…)があり、雄大な風景を存分に楽しちゃいます。私もついつい缶コーヒーにタバコで「ほ~っ」としちゃいました。みなさんもついつい夕日に向かって「バカヤロー!」って、叫んじゃわないように気をつけてくださいね。

>> 今回のルートマップはこちらから

スポット紹介

淡路ごちそう館「御食国」

住所/兵庫県洲本市塩屋1-1-8

電話/0799-26-1133

休日/第2、3水曜日

URL/株式会社淡路第一産業振興公社

タコフェリー

住所/兵庫県明石市中崎2-7-1

電話/078-911-2872

運賃/タコフェリー料金表へ

URL/明石淡路フェリー株式会社

バイクブロスマガジンズ編集部
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