瀬戸内海国立公園2[和歌山県]

掲載日:2013年04月17日 国立・国定公園を巡る、泊まる関西エリア    

取材協力/財団法人 休暇村協会

夕景の紀淡海峡。

この公園のおすすめのルート

根来街道

(府道63号線、県道63号線)

「泉佐野岩出線」の名称で大阪府の泉佐野と和歌山県岩出を結ぶルートです。関西国際空港にほど近い大阪側は商業施設が多く渋滞も多いですが、泉南を越えたあたりから道幅も充分になり、さらに風吹峠に向かって走れば、緑色濃い峠道の装いとなっていきます。大阪方面から峠を越えてしばらく走ると、国宝大塔を有する根来寺の近くに到達します。ここは戦国時代に「根来衆」と呼ばれた武装僧兵集団がいた拠点。鉄砲を先駆的に活用して恐れられた武装集団のアジトも、現在では桜や紅葉といった豊かな自然と触れ合える名所として、多くの人に親しまれています。

紀淡海峡の友ヶ島や淡路島が一望でき、天気の良い日には四国まで望める。

淡嶋神社。医薬の祖神スクナヒコナノミコトを祀り、婦人病治癒や安産にご利益のある女性の神様として信仰される。

淡嶋神社では、毎年3月3日の雛祭りには「雛流し」の神事が行われ、さまざまな願いが込められた雛人形を乗せた白木舟を海へと送り出す。

休暇村園地。春には桜が咲き、多くのお花見客で賑わう。

休暇村から車で約5分の加太港では釣りも楽しめる。

このエリアで泊まるならココ!

休暇村 紀州加太

夕景が美しい紀淡海峡を望む絶景の宿

紀淡海峡を一望できる休暇村紀州加太は、一際目立つ山頂に建ち、大阪から車で約1時間と気軽に行ける景勝地。なんといっても、潮風を感じる露天風呂から眺める夕陽が海を真紅に染める様は、息をのむ美しさです。敷地内には、明治時代の戦争時に使用された史跡「深山砲台跡」が今もなお残されており、ノスタルジックな雰囲気に包まれます。お料理は、春の桜鯛や冬の天然クエなど、四季折々の海の幸を使ったコースでおもてなし。まさにリゾート感覚でお楽しみいただける絶景の宿です。

住所/〒640-0102 和歌山県和歌山市深山483
電話/073-459-0321 FAX/073-459-0815
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地図

阪和自動車道和歌山ICから国道24号線、国道26号線経由で23km、約40分。阪和自動車道泉南ICから国道26号線経由で25km、約50分。

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