三陸復興国立公園[宮城県]

掲載日:2013年04月03日 国立・国定公園を巡る、泊まる東北エリア    

取材協力/財団法人 休暇村協会

春は桜や椿などが咲く、大島にある標高235mの亀山。山頂からは360度のパノラマを楽しめる。

この公園のおすすめのルート

今泉街道

(県道19号線、国道343号線)

「海のアルプス」と称される三陸復興国立公園は、東北の太平洋側およそ180キロに渡り広がる公園です。震災の被害は甚大でしたが、現在は復興への着実な歩みが進んでいます。そんな三陸復興国立公園へのアクセス路となるのが、東北自動車道の一関ICから陸前高田市へ抜ける国道343号線、通称・今泉街道です。北上山地を越える峠越えのルートで、途中には岩手初のループ橋もあるのが特徴です。なお、本道の南側にある国道284号線も、気仙沼沿岸地域で一部迂回が必要になるほかは、問題なく通行可能です。

日本百景の一つにも数えられている渓谷「猊鼻渓(げいびけい)」。船頭が唄う「げいび追分」も楽しみのひとつ。

休暇村から徒歩約5分の波静かで海岸線が美しい田中浜は、海浜植物の宝庫。

サンマやカツオ、サメの水揚げで有名な気仙沼港。さまざまな漁船が停泊しており、毎朝市場には多くの新鮮な魚介類が並ぶ。

世界遺産「平泉の文化遺産」までは、車で約2時間。特別史跡毛越寺境内、同中尊寺境内などの史跡や、国宝金色堂など多くの奥州藤原氏に関する文化財がある。

国の天然記念物に指定された「十八鳴(くぐなり)浜」。歩くと「キュッキュッ」と鳴く砂の上の散歩がおすすめ。

このエリアで泊まるならココ!

休暇村 気仙沼大島

三陸の幸と豊かな自然が待つ“緑の真珠”

気仙沼湾に浮かぶ周囲22kmの気仙沼大島は、東北最大の友人離島です。太平洋に面し、また、緑が豊かなことから「緑の真珠」ともうたわれています。親潮と黒潮が交わる三陸の気仙沼港には、一年を通じて新鮮な魚介類が水揚げされ、四季折々の食材が味わえます。

旅行やビジネスはもちろん、ボランティア等の復興事業に携わる方にもご利用いただけます。詳細についてはお電話にてお問い合わせください。震災前と変わらぬ笑顔でおもてなしさせていただきます。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
※掲載内容(施設情報や写真等)は、東日本大震災前の情報を基にしています。

住所/〒988-0603 宮城県気仙沼市外畑16
電話/0226-28-2626 FAX/0226-28-2627
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地図

東北自動車道一関ICから国道284号線を気仙沼方面へ50km、約70分。気仙沼観光桟橋「エースポート」付近の駐車場に車を預け、浦の浜行きにご乗船ください。下船後、送迎バスまたはタクシー約5分で休暇村。
※カーフェリーにてお車ごと大島に渡る場合も、気仙沼観光桟橋「エースポート」よりご乗船ください(要予約、大島汽船0226-23-3315 / 10日前より受付)。

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