掲載日:2012年12月06日 国立・国定公園を巡る、泊まる › 四国エリア
取材協力/財団法人 休暇村協会
愛媛と広島を結ぶしまなみ海道。3つの長大橋梁で構成された世界初の3連吊り橋は全長4,105m。
しまなみ海道は、1999年に開通した愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ西瀬戸自動車道の愛称です。このルートは、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島などの島々を橋で結び、瀬戸内海を渡るのが特徴です。橋には歩道・自転車道も完備されていてサイクリングコースとしても人気のルートです。なお、自動車道開通以前から利用されていた国道317号線が並走していますが、西瀬戸自動車道も317号線のバイパス扱いとなっています。歴史、文化、自然景観と、多様な観光要素が凝縮された道といえます。
眼下に瀬戸内海を従える本館からは、西日本最高峰の石鎚連峰や瀬戸内海に浮かぶ島々がご覧いただけます。開放感あふれるレストランでは、「海と大地の恵みバイキング」に舌鼓。見晴らしの良い風景もごちそうのひとつです。施設自慢の「ひうちなだ温泉」は松山の道後、今治の鈍川と並ぶ伊予の三湯のひとつ本谷(ほんだに)温泉からの引湯で、古くから名湯として知られています。人気の観光スポットのしまなみ海道では、潮風を受けながらサイクリング、観潮船に乗り激しい流れを間近で体感できる潮流体験もおすすめです。