キムコブースでは人気モデル、10台の試乗車が用意された
2021年4月7日(水)~8日(木)、大磯ロングビーチ駐車場にて日本自動車輸入組合主催の第6回JAIA輸入二輪車試乗・展示会が開催された。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が見送られたこのイベントであるが、今年は感染予防対策を徹底した上での開催となった。ここでは台湾に本社を構えるキムコブースの模様をお伝えしよう。
台湾国内では2000年から21年連続で新車販売台数第一位のキムコは、欧州を含め、ここ日本でも非常に評価が高いスクーターメーカーであり、今回の試乗会・展示会ではキムコ誕生50周年を記念して開発されたAK550やハイホイールスクーター、Tersely S 125/150、スタンダードモデルのGP 125iなどの人気モデル、10台の試乗車が用意された。
4kgの軽量化を実現し、走行性能に磨きがかけられたRacing S 125。マッシブな迫力あるエクステリアと低く身構えたデュアルヘッドライトが作り出すスタイリングは唯一無二のものである。
日常の足として、使い勝手のよいスタンダードモデル、GP125i。シート高は745mmで足つき性は良好。ロングストロークエンジンは低回転域からトルクフルな走りを実現している。
こちらはリアブレーキの強弱に応じてフロントブレーキが最適なレベルで作動するバリアブルコンバインドブレーキシステム(VCBS)を装備しているGP125i VCBS。
新しいデザインコンセプトが採用されたX-TOWN CT125。フラットフロアの採用に大容量ラゲッジを装備したオールラウンドモデルに仕上げられている。
DOWNTOWN 350iと共通ボディを持つDOWNTOWN 125i ABSは、その堂々たる車格により、125ccスクーターの常識を覆すラクジュアリーなモデルに仕上げられている。
フロント16、リア14インチホイールを採用したハイホイールスクーター、Tersely S 125 / 150。石畳や段差のある路面でも安定した走行が可能なヨーロピアンスタイルのスクーターで、ヘルメットが2つ収納可能な大容量ラゲッジを装備している。
キムコブースには多くのメディアが来場し、人気モデルの試乗を満喫。参考展示として4輪バギーのUTVやATVも披露された。