2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 『SUZUKA 2&4』

掲載日:2014年04月18日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)

開幕戦は、ラストラップまで目が離せない展開に。

中須賀克行選手がポールトゥウィン!
3年連続5度目のチャンピオンに向けて好スタート!

2014年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズがスタートしました。開幕戦である『SUZUKA 2&4』には2万8,000人のレースファンが集まり、国内最高峰のJSB1000クラスが開催されました。レースは予選から好タイムが続出。2分6秒832をマークした『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手を筆頭に、津田拓也選手(2分7秒088)、高橋巧選手(2分7秒323)、秋吉耕祐選手(2分7秒629)、と続く結果となりました。5番手、6番手には『TeamGreen』の柳川選手、渡辺選手。カワサキの2人は、バックストレートで時速300kmを記録。昨年の最終戦から続く好調ぶりが顕著に現れました。

決勝では『F.C.C.TSR Honda』の秋吉選手がトップに立つ展開に。終盤タイヤの消耗によりタイムを落とした秋吉選手を中須賀選手と『MuSASHi RT ハルクプロ』の高橋巧選手が続けてパス。優勝に向けて2人がラストスパート。高橋選手は2分6秒台を刻みながら中須賀選手を猛追し、勝負はラストラップのシケインへ。ブレーキングを遅らせた高橋選手を中須賀選手がブロックし、見事開幕戦でポールトゥウィンを飾りました。

フォトTOPICS(写真点数/29枚)

01V5、3年連続チャンピオンを目指す中須賀克行選手。

02スプーンカーブを疾走する『TeamGREEN』の柳川明選手。

03ヘアピンをクリアする『Team KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。

04ST600クラス2勝目を狙う國川浩道選手(TOHO Racing Pwdby モリワキ)の予選タイムは、1分55秒610で6番手スタートに。

05「オフシーズンはオフロードバイクでトレーニングしていました」と語る『MuSASHi RT ハルクプロ』の高橋巧選手。

06『F.C.C.TSR Honda』のCBR1000RR。

07『Team GREEN』のZX-10R。バックストレートで300km/hを記録。

08フルバンクでヘアピンを旋回中の『F.C.C.TSR Honda』の秋吉耕祐選手。

09公式予選でただ1人の6秒台、2分6秒832をマークした『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手。

10全日本ロードレース選手権シリーズはこの鈴鹿のみの参戦となった『F.C.C.TSR Honda』の秋吉耕祐選手。

11デグナーカーブを立ち上がる『Team KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。

128耐の記者発表会。正式名称は『2014 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第37回大会』。

13『HONDA Wakayama Racing Team サーキットレディ』 の夏目栄梨さん。

14『TOHO Queens』の池田あさみさん(左)と桑原明日香さん(右)。

158耐に『TeamGREEN』として参戦が決まった柳川明選手。

16スタート前の中須賀克行選手。

17昨年度のGP2クラスチャンピオン、今年ステップアップしたJSB1000クラスを戦う『NTSチームノリックヤマハ』の野左根航汰選手。

18ピットアウトする中須賀克行選手。

19HONDA CBR1000RRで参戦する『HONDA DREAM RT 和歌山』の西中綱選手。

20厳しい予選を通過した44台で決勝がスタート。

215コーナーを立ち上がる『TOHO Rading with MORIWAKI』の山口辰也選手。

22トップを走る秋吉選手。後方に続く中須賀選手と高橋選手。

23ラストラップのシケイン進入その①。インを閉める中須賀選手(手前)にアウトから仕掛ける高橋選手(奥)。

24ラストラップのシケイン進入その②。ブレーキングを遅らせる高橋選手(奥)に自身も限界のブレーキングで粘る中須賀選手(手前)。

25ラストラップのシケイン進入その③。ブレーキング勝負となったシケイン攻防を制した中須賀選手。

26バーンアウトで勝利を歓ぶ中須賀克行選手。

272014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦『SUZUKA 2&4』の表彰台。1位中須賀克行選手(中央)、2位高橋巧選手(左)、3位秋吉耕祐選手(右)。

28グランドスタンドからの声援に応える中須賀克行選手。

29記者会見に臨む上位の入賞者。高橋巧選手(3位、写真左)、中須賀克行選手(1位、写真中央)、秋吉耕祐選手(3位、写真右)。

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