RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)

掲載日:2020年03月15日 プロが造るカスタム    

取材協力/レッドモーター
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。

RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)のカスタム画像
RED MOTOR ZX-14R(KAWASAKI ZX-14R)

カラーコーディネートと
プロの技が光る1台

街乗りとショー用がメインかと思いきや、意外とロングツーリング派が多いUS系カスタム。レッドモーターによるこのZX-14Rカスタムも、そんなオーナーが所有する1台とのこと。

「オーナーさんは、よくロングツーリングにも出かけている方で、乗り味にも気を遣ってセットアップしました。一方で見た目のカッコ良さみたいな部分も大事ですから、その両方のバランスを取っていったという感じですね。この手のカスタムって、車高がちょっと高かったり、低かったりするだけで、かなりシビアに乗り味が変わってくるんですよ。面白いもので、見た目的にイマイチだと、走りもよくない。最終的に、かなりいい感じに仕上がったと思います」そう語る同店代表・中村さん。

RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)のカスタム画像

リアには純正比8インチロングの300キットを組んでいるが、それでいてナチュラルな乗り味も実現しているというのだから、これはちょっと注目に値する。このあたり、パワーコマンダーVによる燃料補正や、オーリンズリアショックなどのきめ細かいセッティングも効いているのだろう。

一方、車体まわりは純正ライムグリーン外装をカッティングシートでドレスアップ(この作業はオーナーによるもの)、さらに車体各部のパーツにゴールドアルマイトを施すことで、車体全体をグリーン&ゴールドでコーディネートしている。面白いのは、カラーを統一したことで派手というよりも、むしろシックな仕上がりとなっていることだ。何ごともセンスが大事、という好例である。

詳細写真

RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)のカスタム画像

ミラーはマジカルレーシング製カーボンでシートはSTD張り替え時にサイド部分をボディ同色のグリーンに変更。

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左右マスターはブレンボ製ラジアル、フォークキャップはマジー製コントラストカットに変更。

RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)のカスタム画像

クラッチカバーはゴールドアルマイト仕様のスケルトンタイプ。

RED MOTOR ZX-14R(カワサキ ZX-14R)のカスタム画像

リア側のローダウンはマジー製ローダウンリンクによる。ホイールはPM製LUXEのゴールド/プラチナカットでサイズは3.50-17/[6.00-17→]10.50-18。EXはブロックス製ステンメガホンだがPCVによる補正で街乗り、ツーリング時の特性も問題なし。フロントブレーキはブレンボラジアルマウントキャリパー+同ディスク、リアはPM製4P+ブレーキング製ディスクで強化する。

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