掲載日:2020年02月02日 プロが造るカスタム
取材協力/アクティブ記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。
Z900RSはその形からも想像されるように、またカワサキ自身もZ1からの45周年で登場させた新しいZと言うように、Z1のイメージ。その言葉の通り、Z1スタイルを追求するカスタムやボルトオンパーツが多いのだが、その中でアクティブは走りの性能にこだわって新作パーツをリリースしてきた。
細かなアクセサリーパーツもラインナップされるが、ゲイルスピード前後ホイールにリアブレーキキャリパー&サポート、ハイパープロ製リアショックといったアクティブ扱いパーツに興味を引かれるという人は、やはり多いだろう。6本スポークのTYPE-Nアルミ鍛造ホイールはSTDに同サイズの3・50-17/5・50-17インチながら前後で約2kgの軽量化を実現。現代バイクのホイールは鋳造ながらかなりのレベルで軽量/高剛性化しているが、鍛造はさらにそれを上回る点にも注目だ。
倒立のフロントフォークに入るインナースプリングもハイパープロ製で、リアサスとの組み合わせにより市街地では細かいショックを吸収しつつも無駄な動きを抑え、コーナリング時には奥で踏ん張り底づきしにくいというハイパープロならではの特性を見せる。
フロントマスターもゲイルスピード・エラボレートでさらにタッチを良化している。現状でステップキットは装着されていないが、A7075材削り出しによる「フットコントロールキット」はも発売されている。ほかにもビキニカウルやドライカーボン製フェンダーレスキットなど、注目のパーツはたくさん。今後のリリース情報も要チェックだ。