Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)

掲載日:2019年07月14日 プロが造るカスタム    

取材協力/ミスターバイク(TEL 0968-69-1189)
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像
Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)

きれいで個性的な外観の中に
込められた良質な走り

「私がアメリカンスタイルの明るい感じが好きなこともあって、それに合わせた塗色を選んだり、エンジンカバーほかをめっき仕立てすることが多いですね」。このCB-Fを前に、そう言うミスターバイクの田村日義さん。田村さんはCB750Fourも多く手がけてきたが、この車両は今ともにショップを動かす息子の健(けん)さんに初めて1台任せて作った車両だった。

「“やってみるか?”って渡されましたが、私が背が高いので、乗った時にバランスが良くなるよう工夫しました。ホイールはGSX-R600の17インチでリアタイヤが170、スイングアームはちょっと長めのイナズマ1200。後にエンジンもボアアップしたら、パワー感も出せました。これで大筋が決まって、大事にしようと思ってました」と健さん。

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

その後現オーナーがショップを訪れた際にこの車両にひと目ボレし、強い熱意に押し負けて販売、となったと言う。「20代の方なんですがもう8年くらいお付き合いして、いい関係です。車両は先日アクシデントに遭ったのでフロントを修復しフォークを変更したのが今の状態。外装は1度リフレッシュの予定です」(田村さん)

このことも合わせ、今後は必要が生じたらその都度整備を行っていくとのこと。明るい外観で積極的に乗りたくなり、質実なアップデートと整備できちんと走ることがフォローされる。これからCB-Fのような旧車を楽しむいい見本のような1台なのだ。

詳細写真

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

メーターガーニッシュにもめっきが施され、外装のメタリックオレンジは粗めのフレークによって明るい印象を作る。色味こそハデに思えるが、違和感はなく存在感を深めるのも特徴。ハンドル左側の速度計はアクティブデジタル。

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

エンジンは749→823cc(φ65mm)化とともにカバー類をめっき処理。キャブレターはヨシムラTMRへの換装待ちで、現状TMRφ41mmを装着中だ。

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

フロントフォークはオーリンズφ43mm、スイングアームはイナズマ1200。ステップはOVER製だ。

Mr. BIKE CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

フレームは750のSTDでホイールはGSX-R600で3.50-17/5.50-17サイズ。リアタイヤは170サイズと抑えた幅だが、これが軽快な走行感を生んでいる。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索