ジェイズ CB750F ボルドール2(ホンダ CB750F ボルドール2)

掲載日:2018年04月01日 プロが造るカスタム    

取材協力/ジェイズ

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです

ジェイズ CB750F ボルドール2(ホンダ CB750F ボルドール2)のカスタム画像
J's CB750F ボルドール2(HONDA CB750F BOL D'OR2)

CB-Fを快適に走らせるための
提案と快調術を施した見本車

このCB750Fはジェイズの宮繁さんが考える“今しっかり走れるCB"を具体化したひとつの例。ベースは1981年の限定仕様車、ボルドール2。

「CB系はZやカタナのようにパーツがあって気軽に手を入れるというのが難しかったんです。パーツがなかった。それはエンジンや電装系といった、車両を維持するのに置き換え出来ない部分で深刻でしたから、リプロパーツ製作で改善しました。部品があればオーバーホールやスープアップが、Zのように気軽に出来るわけです。この車両もその例です。

一方でホイールやブレーキ、サスペンションといった部品は、走るための代替品がある。CB-Fの場合はアルミコムスターという独自の組み立てホイールを履いていますが、再組み立て不可ですし、経年劣化が激しいものも出てきてますので、安心して乗るには勧めにくい面もあります。それでここは今の前後18インチアルミ鍛造。ステムも同時交換で、18インチに合う45→35mmオフセットで自然なフィールとしました。フレームは手を入れずにステムと、前後サスペンションを交換することでよく走ることも分かったんです。キャブレターもそうで、今勧めているのはTMRです。エンジンが調子よければ半年置いてても一発始動というほど始動性がいい。

ただ外観は私は超が付くくらい純正派ですから、色やウインカー、メーターケースなどはこだわって、こうしました。要はどこに重きを置くかです。調子が良くなって純正のフィーリングから大きく離れないなら、それがオーナーにとってのリプロパーツと考えればいいんです」

ジェイズ CB750F ボルドール2(ホンダ CB750F ボルドール2)のカスタム画像

自由に手を入れるための背景作りを行う。この車両に使われた同店リプロ品やカスタムパーツはそんな意味が持たされているのだ。

ジェイズ CB750F ボルドール2の詳細写真は次のページにて

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