チームアダチ GSX1300R ハヤブサ(スズキ GSX1300R ハヤブサ)

掲載日:2017年02月06日 プロが造るカスタム    

取材協力/チームアダチ

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2015』に掲載された内容を再編集したものです

チームアダチ GSX1300R ハヤブサ(スズキ GSX1300R ハヤブサ)のカスタム画像
TEAM ADACHI GSX1300R HAYABUSA(SUZUKI GSX1300R HAYABUSA)

単車屋製ターボキットを組んだ
前期型ハヤブサ・デモマシン

チームアダチのハヤブサターボに関しては、最初に作られたレーサー、代表・安達さん所有のストリート改(ともに2008年以降の後期型)などを紹介してきたが、この車両は、何とそれらと同じテクニカルプロショップ単車屋製ST-1コンプリートターボキットを、旧型ハヤブサ(~2007年式)に組んだという1台。足まわりも合わせて変更されており、事実上、チームアダチの『仕様違い&年式違いデモバイク』という存在となっている。

「僕が乗ってるのは2008以降の新型ベースなんだけど、旧型に組んだらどうなりますかっていう問い合わせも結構多かったんです。それならもう1台作ろうか、ということで、このバイクができたというわけ。2台の乗った印象? うーん、ウチに来て乗ってみれば分かるけど、それほど大きな違いはないかなあ(笑)。ベースマシンの新旧の違いという以上に、足まわりが変わってしまっているからね」そう語る同店代表・安達さん。

チームアダチ GSX1300R ハヤブサ(スズキ GSX1300R ハヤブサ)のカスタム画像

フロントフェンダー、リアのフェンダーレス、インナーカウルのパネル部分などもチームアダチ製カーボンに変更

とくにリアサスペンションリンクを同店オリジナル(リンク比などを変更)とし、サスペンションユニットをペンスキーとしたリアまわりは、ノーマルとは一線を画したものとなっている。その他の足まわりは、ホイールがマルケジーニ製マグ鍛造、フロントフォークが2008ハヤブサ純正流用改という内容だ。

「前にも言ったけど、ハヤブサって2,000~3,000rpmあたりにレスポンスが良過ぎるところがあって、それが渋滞中にピーキーに感じることがあるんですよ。ターボキットを組むときに圧縮下げる(同キットでは12.5→9.2:1となる)と、この症状も出なくなって快適です。ユニットを組むだけなら、1週間も預けてもらえばできてしまうし、僕の街乗り評価は100点満点。これはいいですよ(笑)」

チームアダチ GSX1300R ハヤブサの詳細写真は次のページにて

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