開閉式サンバイザーを採用した ツーリング用フルフェイスが誕生

掲載日:2013年04月09日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

北米で先行リリースされていたSHOEIのプレミアムツーリングフルフェイス“GTエアー”が、ついに日本でも4月に発売される。昨年、システムヘルメットのネオテックとオープンフェイスのJクルーズで、開閉式インナーサンバイザーQSV-1の利便性を訴求したSHOEI。そのシステムを、今度はフルフェイスで初めて採用したのが、このGTエアーだ。サンバイザーを追加しながらも衝撃吸収ライナーの厚みを犠牲にせず、さらには帽体が不必要に大きくならないよう細心の注意を払いながら設計されている。

内装はフル脱着式の3DフルサポートインナーIVで、表面生地には高機能吸湿速乾繊維ハイグラと、肌触りのいい起毛素材を効果的に組み合わせている。また、この内装にはアクシデント時に第三者によってヘルメットを外しやすいよう、SHOEI独自のEQRSと呼ばれる簡易リリース機構が採用されているのだ。

そのほか、締め付け具合の微調整や脱着が容易なマイクロラチェット式のチンストラップバックルや、防曇効果に優れたピンロックフォグフリーシステムなどを標準装備するなど、プレミアムの名に相応しい仕様となっている。SHOEIの最新技術の多くを結集して作られた最高峰フルフェイス、これは要注目だ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/SHOEI
  • 製品名/ジーティー-エアー
  • 帽体/AIM+
  • 規格/JIS
  • カラー/ルミナスホワイト、ブラックメタリック、マットブラック、ライトシルバー、アンスラサイトメタリック、シャインレッド
  • サイズ/S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
  • 価格/5万400円

[ DETAILS ]

シャッターごと可動させて開閉する大型ベンチレーションを採用。グローブを装着したままでも操作しやすいのが特徴だ。後頭部の突起はスポイラーで、空力性能の向上に貢献している

欧州やアメリカの規格にも適合したインナーサインバイザーを採用する

そのサンバイザーの開閉レバーは左側面にある。シールドは本体との密着性を高めるため可変軸となっている

内装はフル脱着式で、第三者がヘルメットを外しやすいようにEQRSも採用している。チンストラップのバックルは使いやすいマイクロラチェット式

[ お問い合わせ ]

電話/03-5688-5160
〒110-0005 東京都台東区上野5丁目8番5号CP10ビル7F

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