スズキ バンディット 1250S ABS
スズキ バンディット 1250S ABS

スズキ バンディット 1250S ABS – 乗って分かるこの魅力!

掲載日:2007年08月27日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

ついに水冷エンジンを得た
ビッグ・バンディット!

根っからのスズキ・ファンの中には、複雑な心境でこのバイクの登場を迎えた人があるかもしれない。ビッグ・バンディットが油冷エンジンではなくなったからだ。〈コンパクトでシンプルな空冷エンジン〉と〈安定して高性能が出せる水冷エンジン〉のどちらにも属さず、「空冷エンジンよりも冷却効果が高く」、「水冷よりもエンジン構成を単純化できる」両方の「いいとこどり」な冷却方式を持っていた油冷エンジンが廃され、現代のスポーツモデルに一般的な水冷エンジンになったのは、世界的な環境基準への対応が主目的だ。このエンジンは、平成19年国内排出ガス規制に対応している。

スズキ バンディット1250S ABSの画像

バンディット1250S ABS(およびノンカウルのバンディット1250 ABS)の前身、バンディット1200が登場したのは2000年。それ以前から海外で発売されていたBandit1200(国内名 GSF1200)がモデルチェンジした際に、国内での名称を「バンディット1200」に改めたのを、一応のモデルスタート時点とみなしている。今回のバンディット1250S ABSもそうなのだが、当時からノンカウル・モデルとハーフカウル・モデルがラインアップされていた。その後、細かい仕様変更を受けながら、2006年にフルモデルチェンジ。バンディット1250S ABSのエクステリア・デザインは、このときの変更を引き継いだものだ。そのことは、本企画の過去記事にある、バンディット1200Sのページを確認してもらえればお分かりいただけるだろう。

スズキ バンディット1250S ABSの特徴は次ページにて

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