アプリリア RS660(2021)

掲載日:2021年04月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

aprilia RS 660 (2021)
aprilia RS 660 (2021)

軽量な車体に100HPの2気筒を搭載
ミドルクラスのスポーツモデル

RS660は、新型の2気筒エンジンを搭載した親しみやすいスポーツバイクです。洗練された外観デザイン、アルミニウム製のフレームとスイングアーム、APRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)システムを含む最新電子デバイスなどを採用。最高出力100PHに対し装備重量は183kgとパワーウエイトレシオも良好。気軽に普段使いのできるバイクでありながら、サーキット走行も楽しめるモデルとなっています。

スリムで軽量な車体は、スマートでシャープなデザインです。高速走行時の安定性も高く、安心してライディングを楽しめます。パワーユニットはパワフルかつ高トルクな、排気量659ccの水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンです。最高出力は73.5kW(100HP)/10,500rpm、最大トルクは67Nm/8,500rpmを発生。このパワーユニットの開発には、V4エンジンで蓄積したアプリリアのノウハウが大いに生かされています。

電子デバイスのAPRCシステムには、トラクションコントロールやウィリーコントロール、クルーズコントロール、ダウンシフト機能も搭載したクイックシフトを始め、減速時のエンジンブレーキの調整、出力特性を変更するエンジンマップの機能も含まれています。6軸慣性プラットフォームが路面に対する車両の状態を認識し、パフォーマンスと安全性の向上に役立つ素早い制御を行います。またブレーキには、スポーツ性を損なうことなく安全性を高めるマルチマップコーナリングABSを採用。

選択できるライディングモードは5種類。メーターにはカラーTFTのインスツルメントパネルを採用。トワイライトセンサーによるオートヘッドライト機能が盛り込まれたLEDのフロントライトには、コーナリングランプとデイタイムランニングライトを装備。車体色はエイペックスブラック、ラバレッド、アッシュゴールドの3種類で、2021年5月頃より(アッシュゴールドは8月頃より)順次出荷の予定。メーカー希望小売価格は消費税10%込みで139万7,000円です。

アプリリア RS660のここがポイント!
  • ● エアロダイナミクスを追求したスポーティなデザイン
  • ● 最高出力100HP(73.5kW)の並列2気筒エンジン
  • ● APRCシステムを始めとする最新の電子デバイス

アプリリア RS660のライバルはこれだ!

  • カワサキ
    ニンジャ650

    軽量でスリムな車体に低中速重視の並列2気筒を搭載。最高出力50kW、車両重量194kg。乗車姿勢はアップライトで足着き性も良好。消費税10%込みで90万2,000円。

  • ホンダ
    CBR400R

    鋼管ダイヤモンドフレームに直列2気筒を搭載したロードスポーツモデル。最高出力34kW、車両重量192kg。乗車姿勢は程よく前傾気味。消費税10%込で80万8,500円。

  • ヤマハ
    MT-07 ABS

    コンパクトな車体に688ccの直列2気筒を搭載。最高出力54kW、車両重量183kg。アグレッシブなスタイルが特徴のネイキッドバイク。消費税10%込みで79万2,000円。


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