ヤマハ XMAX ABS(2019)

掲載日:2019年11月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ XMAX ABS(2019)の画像
YAMAHA XMAX ABS(2019)

加速と環境に優れるブルーコアエンジン採用
ヤマハMAXシリーズの250スポーツスクーター

XMAXは、水冷249ccエンジンのスポーツスクーターです。TMAX530をはじめとするヤマハMAXシリーズのなかでは中核的な存在のモデルであり、LED二眼ヘッドライトのフロントフェイスや車体サイドのラインなどはシリーズ共通イメージのデザインとなっています。メーターパネルには、左右にそれぞれタコメーターとスピードメーターが、中央には大型LCD(液晶ディスプレス)のマルチファンクションディスプレイが配置されています。

パワーユニットには加速性能と環境性能を両立するブルーコアエンジンを採用。最高出力は17kW(23ps)/7,000rp、燃料消費率は40.7km/L(60km/h定地燃費)です。またクランクシャフトを一体構造タイプとすることで、エンジンの小型軽量化も図っています。トラクションコントロールシステムは、後輪の空転を抑制し、路面状況に応じて発進や加速、走行を支援します。

フロントサスペンションにはフォークをトップブリッジとアンダーブラケットで支えるモーターサイクルタイプを採用し、自然なハンドリングを実現しました。ブレーキは前後ともにディスクブレーキを採用、ABSも標準装備です。また、ハンドルとウインドシールドの位置はライダーの体格や走り方に合わせて調整することも可能。取り付けボルト位置の変更で、ハンドルポジションは20mm後方に、ウインドシールドは50mm上方へと移設できます。

収納スペースは、容量45Lのシート下トランクのほか、フロント両サイドにもトランクを設置。そのうち左側には、スマートフォンの充電などにも便利な12VのDCジャックを備えています。ユーティリティ面ではそのほか、スマートキーシステムも標準装備となっています。2019年11月時点での車体色バリエーションは、マットブルー、マットレッド、マットブラック、マットシルバーの4種類。車両価格は消費税10%込みで65万4,500円です。

ヤマハ XMAX ABS(2019)のここがポイント!
  • ● MAXシリーズ共通イメージのフロントフェイス
  • ● 大容量45Lのシート下トランクスペース
  • ● 加速性能と環境性能を両立するブルーコアエンジン

ヤマハ XMAX ABS(2019)のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    フォルツァ

    高速走行と扱いやすさを両立した248ccのシティコミューター。出力は17kW(23ps)、セレクタブルトルクコントロールやABSなども採用。税10%込みで65万8,900円。

  • スズキ
    バーグマン200

    市街地でもキビキビ走れるジャストサイズのボディに、排気量199ccの水冷エンジンを搭載。最高出力は13kW(18ps)、車両価格は消費税10%込みで53万3,500円。

  • ヤマハ
    NMAX 155

    125ccクラスの扱いやすい車体に、ゆとりある155ccエンジンを搭載。軽量コンパクトながら高速道路も走行可能。最高出力は11kW(15ps)、税10%込みで38万5,000円。

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