スズキ バーグマン400 ABS(2019)

掲載日:2019年10月21日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

スズキ バーグマン400 ABS(2019)の画像
SUZUKI BURGMAN 400 ABS

快適性と実用性、走行性能を兼ね備える
パワフルな399ccのビッグスクーター

バーグマン400は、エレガントなスタイリングと快適性、収納、動力性能などを兼ね備えたビッグスクーターです。スカイウェイブ400の全面改良モデルとして、国内向けには2017年8月に発売となりました。フレームは大口径薄肉パイプを用いて軽量化し、サスペンションは41mm径のテレスコピックフロントフォークとリンク式のリアモノショックを採用。快適性とスポーツ性をバランスさせたハンドリングおよび走行性能に仕上げています。

エンジンの最高出力は23kW(31ps)/6,300rpm、最大トルク36Nm/4,800rpmの水冷単気筒です。エアクリーナーボックスを大容量化することで向上した低中速トルクが、ゴーストップの多い状況でも良好なレスポンスと加速性能を発揮。またタンデムライディングでも余裕のある走りを実現します。燃料消費率は26.5km/L(60km/h定地燃費)、燃料タンク容量は13Lです。

エクステリアのデザインは、クーペのようなスポーティなスタイリングです。二灯ヘッドランプとリアコンビネーションランプにはLEDを採用。シートは先端を絞り込んだ形状とするほか、車体足元付近の左右を絞り込んだカットフロアボードを採用して足着き性に配慮。シート高は755mm、前席のバックレストは2段階で調整が可能です。収納スペースは、シート下トランクに42Lの容量を確保するほかフロントの左右にも小物入れを用意。

そのほか、12VのDCソケット、ブレーキロックレバー、盗難抑止のイモビライザーとシャッター付きキーシリンダーなども標準で装備しています。現在ラインナップされている車体色は、マットブラックメタリック、パールグレッシャーホワイト、マットステラブルーメタリックの3種類。価格は消費税10%込みで81万4,000円です。

スズキ バーグマン400 ABS(2019)のここがポイント!
  • ● クーペのようなスポーティなスタイリング
  • ● 低中速トルクの向上した399ccエンジン
  • ● 足着き性に配慮したカットフロアボード

スズキ バーグマン400 ABS(2019)のライバルはこれだ!

  • BMW
    C400 X

    都市部での軽快性と高い操作性を備えたミドルサイズスクーター。エンジンは349ccの水冷単気筒、最高出力25kW。価格は消費税10%込みで86万5,000円から。

  • ヤマハ
    XMAX ABS

    加速性能と環境性能に配慮した249ccエンジンを搭載。最高出力は17kW、トラクションコントロールも採用。シート下トランクは容量45L。消費税10%込みで65万4,500円。

  • ホンダ
    フォルツァ

    出力17kWの248ccエンジンを搭載するシティーコミューター。セレクタブルトルクコントロールや電動可変スクリーン、スマートキーなども装備。税10%込みで65万8,900円。

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