カワサキ ニンジャH2カーボン(2019)

掲載日:2019年01月12日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

カワサキ ニンジャH2カーボン(2019)の画像
KAWASAKI Ninja H2 CARBON

出力を向上させたスーパーチャージドエンジンを搭載
2019年モデルより日本国内向けにも発売

ニンジャH2シリーズは、高張力鋼管のトレリスフレームに、スーパーチャージャージドエンジンを搭載したカワサキのフラッグシップモデルです。海外向けとしては2015年に発売となり、2017年にはカーボンファイバー製アッパーカウルを採用したニンジャH2カーボンも追加となりました。2019年モデルではニンジャH2、ニンジャH2カーボンともにエンジン出力やブレーキ性能の向上などが図られ、そのうちニンジャH2カーボンに関しては日本国内向けにも発売されることとなりました。

パワーユニットは、カワサキが自社開発したスーパーチャージャー付きの998cc 4気筒です。ニンジャH2SXのバランス型スーパーチャージドエンジン開発で得たノウハウによって熟成を図り、最高出力は170kW(231ps)/11,500rpm、最大トルクは141Nm(14.4kgm)/11,000rpmに向上。どの回転からでも強烈に加速する圧倒的なパワーを発揮します。ちなみに、走行風によるラムエア加圧時の最高出力はなんと178kW(242ps)/11,500rpmとなっています。

足周りは、フロントフォークにKYBのAOS-Ⅱレーシングサスペンション、リアショックにオーリンズのTTX36を使用。フロントブレーキキャリパーはブレンボ製モノブロックの最新モデルStylemaに変更されています。また、様々な情報を表示するインストゥルメントパネルはフルカラーTFT液晶スクリーンを採用し、ブルートゥースによるスマートフォン接続機能も追加となりました。そのほか、国内仕様としてETC2.0の車載器を標準で装備しています。

車体色はミラーコートマットスパークブラック×キャンディフラットブレイズドグリーンで、傷を自己修復するハイリーデュラブルペイント採用しています(カーボン製外装パーツを除く)。メーカー希望小売価格は356万4,000円(税8%込み)。注文期間は2018年12月10日から2019年1月18日まで(予想を上回る注文があった場合は途中で受付を終了する場合あり)。発売予定日は2019年6月1日となっています。

カワサキ ニンジャH2カーボン(2019)のここがポイント!
  • ● 強力な加速を生み出すスーパーチャージドエンジン
  • ● 傷を自己修復するハイリーデュラブルペイント
  • ● アップライトなスクランブラーポジション
  • ● 0

カワサキ ニンジャH2カーボン(2019)のライバルはこれだ!

  • カワサキ
    ニンジャZZR1400

    1,441ccの大排気量4気筒を搭載する、高性能かつ扱いやすいハイパフォーマンスモデル。最高出力は147.2kW(200ps)、税8%込みで168万4,800円(逆輸入モデル)。

  • カワサキ
    ニンジャH2 SX

    強烈なパワーと燃費を両立させた、バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載するスポーツツアラー。最高出力は147kW(200ps)。199万8,000円(税8%込み)。

  • カワサキ
    ニンジャZX-10R SE

    ショーワと共同開発の電子制御サスペンションを採用した4気筒スーパースポーツ。最高出力は147.1kW(200ps)、価格は税8%込みで285万6,600円(逆輸入モデル)。

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