掲載日:2010年06月09日 特集記事 › ライダーのための缶コーヒー
2010年3月26日発行 モトギア・プラス Vol.4 より記事提供
オトコならブラック、と言いたいところだが、ライディングで疲れた身体にはカフェオレの甘みもありがたい。気分に合わせて白黒はっきりつけたところで、自分好みの1本が決まっていれば、さらにリラックスできる。
品名:コーヒー/内容量:185g ●日本コカ・コーラ
クリアテイストでありながら
しっかりしたコーヒー感健在
飲んだあとに口の中に香りだけが残るジョージアの秀作。ブラックの缶コーヒーにありがちな薄さをコーヒーテイストでカバーしており、満足度が高い。ブラック缶コーヒーのベンチマークとなる1本。
品名:コーヒー/内容量:185g ●サントリー
すっきりと苦味の両立
パンチとクセありの1本
香りと味に強烈なコーヒー感を漂わせながら、後味が独特なボス。缶デザインのうたい文句どおり「雑味なし」だが、独自のドリップ製法が功を奏し「これじゃなきゃダメな人は、これじゃなきゃダメ」なブラック。
品名:コーヒー/内容量:185g ●キリン
苦味を表面に打ち出した
パンチ力がファイアの味
開缶時の香りは弱いが、最初の口当たりから強い苦味を押し出したブラック。その分後味はまったくないと言っていいほどスッキリ。飲んだ瞬間のパンチ力だけで勝負してくる潔さが魅力の1本。
品名:コーヒー/内容量:185g ●アサヒ
独自の口当たりが
ブラックらしからぬ1本
深いコクは、ひと口目から感じることができるが、そのコクが口の中に残る感じで「キレのよさ」は感じられない。缶コーヒーとしては独特だが、実はドリップコーヒーにもっとも近いと感じたのがこのザ・ブラック。
品名:コーヒー/内容量:185g ●ユーシーシー上島珈琲
コーヒー専業ブランドが
キレ味を追求したらこうなる
予想に反してコーヒー感が少なかったUCC。香りは十分だが味には深みがなく、やや残念。コーヒーだけでは物足りず、甘い食べ物が欲しくなってしまう感じ。その分、飲みやすさというか、爽快感だけはある。
品名:コーヒー/内容量:185g ●JT
苦味と独特のコクが
クセになるアロマブラック
缶の形と同様に、ちょっと味に変化球があるのがRoots。香りからして独特で、他との比較は意味を成さない感じ。独自テイストは後味まで続き、すっきり感はないものの心地よく口の中に何かが残るテイスト。
品名:コーヒー/内容量:190g ●伊藤園
クリアテイストを突き詰め
違和感があるほどの爽快感
クセのある香りからすると意外な爽快感のある味。しかしその爽快感が不自然。コーヒーが持つ爽快感ではないようなテイストが残っており、なにかを引きずるような後味。苦味とは違う独特の臭みが残っている。
品名:コーヒー/内容量:185g ●日本コカ・コーラ
しつこくない
口当たりやさしいミルク感
さっぱりとした、甘さをおさえたカフフェオレ。コーヒーテイストもきちんと残っているが、後味にしつこさがなく、口の中に甘みやミルク感が残ることもないので、一気に飲めてしまう1本。
品名:コーヒー/内容量:190g ●日本コカ・コーラ
カフェオレではなく
「飲むキャラメル」という感じ
メープルシロップを大胆にブレンドした、独特の甘さが特徴の1本。コーヒー感は限りなくゼロに近くなっているが、確実にクセになる。甘さが好きなライダーなら、ぜひ試してもらいたいテイスト。
品名:コーヒー飲料/内容量:190g ●日本コカ・コーラ
生クリームをふんだんに使った
濃密なカフェオレテイスト
コーヒー&ミルクのバランスを整えながら、生クリームで深みを増した印象。甘さを強く感じさせながら、コーヒーの香りも残した濃密なテイスト。缶デザインから受ける印象ほどには甘すぎないのも高ポイント。
品名:コーヒー飲料/内容量:190g ●サントリー
生クリームは隠し味
ミルクテイストが強い1本
カフェオレらしい、やさしい口当たりの中に生クリームのやさしさを溶け込ませたような1本。後味も意外なほどにスッキリしており、イヤな甘みが口の中に残るようなこともないテイスト。
品名:コーヒー飲料/内容量:190g ●サントリー
それほど甘くない
わけでもない1本
シンプルかつストレートな缶デザインの通り、甘みをおさえたカフェオレだが、糖分よりも甘味料の甘みが口の中に残ってしまう感じ。口当たりは心地よくマイルドだが、後味にはクセが感じられる。
品名:コーヒー飲料/内容量:185g ●キリン
練乳ならではの
深い甘みが際立つ1本
濃密な練乳をブレンドして深みある甘さを引き出し、後味までリアルなミルク感が続くテイスト。コーヒー感には乏しいものの、上質なミルクの香り漂う味わいは「高級なコーヒー牛乳」といった感じをうける。
品名:乳飲料/内容量:190g ●アサヒ
VIPの名にふさわしい
上質なコーヒー感
ミルクの香りが強いが飲んでみるとコーヒーのテイストが力強く残るラテ。ミルクの甘みとコーヒーの苦味が同時に感じられ、濃厚なだけではない味のバランスが秀逸。「乳飲料」に分類されているのもポイント。
品名:コーヒー飲料/内容量:190g ●アサヒ
ミルクの濃密さと
後味に残るコーヒー感
ひと口めにミルクの濃密な味わいを感じさせながら、後味で喉にコーヒー感が残る独特の飲み口。ミルクとクリーム、濃縮ミルクを組み合わせた甘みが心地よく、それでいてしつこさがないので飲みやすい。
品名:コーヒー飲料/内容量:185g ●大塚ベバレジ
クリーミーさが目立つ
ライトなカフェオレ
ミルクの甘みよりも、甘味料による甘みが強く感じられ、マイルドではあるが口に残る感じが強い。かすかに残るコーヒー感は、味というほどには感じられず、全体的に非常に味が軽い印象の1本。
品名:コーヒー/内容量:190g ●伊藤園
かすかに香るハチミツが
オリジナリティを演出
濃い甘みはハチミツの味がする独特のもの。コーヒーというより、ハチミツ味のミルクというテイストが強い。飲み口も後味も甘みが全面に感じられ、香りとともに口の中に残る。