【Page7】絶妙のバランスで組む、CB750ベースのCB-Fレプリカマシン

掲載日:2010年02月10日 特集記事DOHC4バルブ空冷直4の楽しみをここに!    

記事提供/2009年10月1日発行月刊ロードライダー 10月号
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1. セパレートハンドル、純正メーター左側の追加油温計を備えたコクピットまわり。各部仕様は入庫時既に変更されていたとのこと。フォークはCB750純正φ41mmだが同店オリジナルのTECHフォークバルブを組み込むことで路面追従性などを向上2. フレーム側加工によりシート、サイドカバー、テールカウルなどはCB-F純正品をボルトオン可能。シートレールなどは半分以上を作り直している。加工セットアップ一式24万円~(ペイント別途20万円~)とのこと。詳しくは問い合わせを3.4.5.6. エンジンはSTDでメーカー不明エキパイ+テルミニョーニ製サイレンサーのEX、STDキャブ+ダイノジェットキット組み込みなどを実施。Fブレーキのみブレンボ製キャスト4P (BLK)+ブレーキング製ディスクで強化している

 

絶妙のバランスで組む、
CB750ベースのCB-Fレプリカマシン

FBカラーの750Fを見て、往年の漫画『バリバリ伝説』を想い出す人も多いだろう‥‥‥と言いたいところだが、よく見るとこの車両、CB750(RC42)にCB-Fの外装パーツがフィッティングされているという1台だ。

 

「製作のきっかけは『CB-Fのスタイルは好きだけれど、旧車特有のトラブルなど、どうしても不安が拭いきれない』というオーナーさんからの相談。もしCB-Fを入手したとしても後々足まわりなどはカスタムしたいということだったので、それならいっそのこと今乗っているRC42にCB-Fの外装を載せてみたらどうでしょうっていう提案になったんです」(リモーション代表・横川さん)

 

フレーム側はF外装が装着できるように各部を加工、タンクに関しては、裏側を大幅加工するなどして対応している。『ただ載せるだけ』『ただつけるだけ』なら、ここまでの作業は必要なかったのかも知れないが、パッと見CB750Fに見えてしまうバランスの良さは、こうした地道な作業によるものなのだ。

 

「雑誌社の人でも気がつかない人いますから(笑)。F乗りの人から『このF、足まわり何入ってるんですか』って聞かれたこともありますよ」

 

横川さんによると、車両、中古外装持ち込みであれば、同様の作業は可能とのこと。ホンダネイキッドで作る、こんなレプリカも悪くない。

 

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