Green Road japan2013 第2回ニッポンバイクミーティング in 佐久パラダ

掲載日:2013年10月09日 フォトTOPICS    

文/藤野 由起奈  写真/河合 宏介  取材協力/株式会社バイクブロス

イベント開催の2日間は、台風接近の影響で不安定な天候となりましたが、たくさんの来場客を向かえ、本祭の15日にはバイク専用駐車場が満杯状態に。なお、前夜祭参加者は車で来場しても、キャンプ会場に一番近いこのスペースで荷下ろしができました。

緑の日本を走ろう。
グリーンロードジャパン!

昨年(2012年)、志賀高原を舞台に第1回が実施されたバイクブロス主催のイベント『グリーンロード・ジャパン』。その第2回となるイベントが去る2013年9月15日(日)に長野県北佐久郡にある「佐久スキーガーデン」の北パラダで行われました。

今回は、イベント前日の14日に前夜祭キャンプが実施されました。雑誌『アウトライダー』の読者ミーティングや『BMW BIKES』でお馴染みの小林夕里子さんによるノマディキャンプといったキャンプイベントとの合同開催となり、さらに『HOT BIKE JAPAN』『Virgin-HARLEY』の池田編集長率いるラブピーバンドによるコンサートなど、大変な盛り上がりを見せました。

メインイベント開催日となる翌15日は朝からあいにくの雨。佐久近辺は小雨ときどき一時強い雨といった様子でしたが、そんな天候にも関わらず来場してくれた人たちのために、『BMW BIKES』、『GARRRR』、『モト・メンテナンス』、『VIRGIN-HARLEY』、『ロードライダー』といったバイクブロス発行の各雑誌が連動企画でお出迎え。すると驚くべきことに、昼過ぎには青空が見えるほどに天気が回復。イベント後半は、蒸し暑さを感じるほどの気候となり、予定していたすべてのイベントメニューが催されていました。

台風接近という中でも、来場者数2,152人(内、キャンプ利用226人)というたくさんのライダーを迎えることができた『グリーンロードジャパン』。エクストリームライドやトライアルデモンストレーション、ライブ、トーク、大試乗会などのコンテンツ盛りだくさんだったイベントの様子をお伝えします。

フォトTOPICS(写真点数/41枚)

01会場へは、佐久スマートICから、長野県道156号線(草越豊昇佐久線)を北上し15分ほどで到着します。「グリーンロード」の名前に相応しい、田園地帯を眺める素晴らしい景色を楽しむことができました。

02前夜祭当日の14日は、午後3時からキャンプの受付をスタートしました。駐車場代は、バイク1台500円、車は1000円。キャンプ料金はひとり1500円。

03いち早く、キャンプ準備を終えたライダーさん達。集まったら、とにもかくにもビールで乾杯です。

04さすがに、キャンプに手慣れている様子で、暗くなる前に準備万端です。あとは、イベントの開始を待つばかりです。キャンプサイトのすぐ側には、洗い場も準備されていたので、道具さえ持ってくれば自炊もOKでした。

05うっすらと夕焼けに染まる、午後5時ごろ。 メインステージでの「乾杯!」の合図とともに、前夜祭スタートです。右から、HBJ池田編集長、アウトライダー菅生編集長、福山理子さん、小林夕里子さん、古澤恵さん。

06前夜祭メインイベントの「アウトライダーミーティング」。今回はキャンパー大歓迎という趣旨で、夕方からのスタートになりました。

07スペシャルトークイベント第1弾。菅生編集長、池田編集長、福山理子さんによるスペシャルトークセッション。

08HBJ編集長、池田氏率いる「ラブピーバンド」と「COOLS」のギタリスト フランク氏によるスペシャルライブイベント。

09スペシャルトークセッション第2弾。「旅ガールズ」こと、福山理子さん、小林夕里子さん、古澤恵さんのガールズトーク。

10前夜祭のトリを飾るのは、アウトライダーミーティング恒例のじゃんけん大会。豪華賞品にみなさんから歓声があがっていました。

11午後8時過ぎ。ステージイベントが終了しても、夜はまだまだこれから。ということで、「Bar OUTRIDER」は、これからが本番!と言わんばかりに大盛況を見せていました。

12キャンプ仲間と呑む楽しいひとときを彩るのは、やっぱり焚き火。直火でなければ、焚き火もOKという粋な計らい。

13BMW BIKESと小林夕里子さんが主事を務める「ノマディカ」のキャンプサイトでは、キャンドルナイトイベントが行われていました。各自持ち寄ったランタンやランプを中心に、輪になって食事を楽しまれていました。

14テントサイトや駐車場側イベント会場には、大人気のケバブから地元の味、五平餅まで約20店舗の屋台が並びました。食事の準備をして来なくても、存分にお腹を満たしてイベントを楽しむことができました。

15「BMW BIKES×ノマディカ」キャンプサイトのみなさん。前夜祭の夕食、本祭の朝食は軽井沢の「カフェ・ヴィスコンティ」のケータリング付きという、ラグジュアリーな企画。小林夕里子さんを囲んで楽しいひとときを過ごせたようです。

16本祭の15日、10時の開会宣言とともに、駐車場側アトラクションステージでは、「トライアルデモンストレーション」が開催されました。右から宮崎航選手、加賀国光選手、そして日本を代表する小川毅士選手。

17来場者に参加して頂いてのテクニック披露。雨が降る悪条件をものともせず、二人ぐらいは軽く飛び越えて見せます。

18全長6kmに渡る公道大試乗会。先着順に車両が埋まっていってしまうので、狙いの車両がある時は早めに予約に行くことをオススメします。今回の人気車両は、KTM690デュークとKTM200デューク。オンロードもオフロードも試乗料金は、1回500円でした。

19BMW、トライアンフ、KTMなどの人気車両が準備されたビックオフ試乗会。雨でぬかるんだ路面で、走行性能がチェック出来る絶好のチャンスとなりました。

20アトラクションステージでは、30分間のトライアルデモンストレーションを終えると、「NO LIMIT JAPAN エクストリームライドショー」を開催。常人ではできない、素晴らしいバイクスタントを見せていただきました。

21ミニバイクでもウイリー出来るのは当然!ウイリーなんだから前輪はいらないと、外して走行。観客からは、歓声とともに笑い声も上がっていました。さすがエンターテイナー、笑いもしっかり押さえてくれます。

22山側ゲレンデでは、ガルルチームが運営する「ゲレンデツーリング」が開催されていました。自前の車両でスキーゲレンデを走ることは滅多にできません。ヒルクライムチャレンジや林道セクションもあり、楽しさ満点のコンテンツでした。料金は1回500円。定員は50名でした。

23バイクスカフェでは、「コバユリイベント」と称してトークショーが開催されていました。500円で「カフェ・ヴィスコンティ」の淹れたてイタリアンコーヒーを楽しみながら、海外ツーリングのお話を聞くことができました。

24山側ゲレンデのオフロード特設会場では、「エンデューロクロスデモライド」が開催されていました。出場選手は全部で9人。3人で1レース3周という、本番さながらのデモレースを披露してくれました。

25JECエンデューロレース全日本選手権で活躍中のライダーが勢揃い。タイヤを敷き詰めたセクションを、ゼッケン8番 大川原潤選手 フサベル 250(MONDOMOTO & ROCKERS)が走り抜けます。

26石戸谷蓮選手 KTM 250EXC-F 6days(KTM-埼玉&スターズトレーディング)のフィニッシュ。普段なら間近で観ることのできないエンデューロレースに、たくさんの観客が詰めかけました。

27およそ50社におよぶバイクメーカー&用品、パーツメーカーが勢揃い。イベントならでは、割引商品を探すのも楽しみのひとつです。

28佐久市のゆるキャラ「佐久の鯉太郎」ミニも遊びに来てくれました。子供だけでなく、大人にも大人気の愛されキャラです。

29GooBike EVの試乗ブースも大盛況でした。定格出力が0.6kw以下は原付免許で乗ることができます。車両重量が驚くほど軽く、音が静かなことが特徴です。男性のライダー達も興味津々でした。

30モト・メンテナンスによる実践メンテナンス「バイク磨きの講習会」が行われていました。燃料タンクの磨き上げの方法をみなさんじっくりと聞き入っていました。

31駐車場側メインステージで開催された、中澤ガッツ信栄さんによるスペシャルライブ。昨年の志賀高原でのイベントに引き続き、今回もソウルフルな美声でイベントを盛り上げてくださいました。

32午後3時過ぎに、最後の試乗グループが出発しました。1回に出発できるのは10人まで、全部で14回、140人限定の試乗会です。受付は午前9時半から午後3時20分まで。

33オフロード試乗会では、ホンダCRF250LやCRF125Fなどの機種を山側ゲレンデの特設コースで楽しむことができました。

34午後の晴れ間ですっかり路面も乾き、ビックオフも乗りやすくなりました。遠方の山々を眺めながらの試乗は、なかなか気持ちが良さそうでした。

35アトラクションステージでは、午後2回目の「NO LIMIT JAPAN エクストリームライドショー」がスタート。雨が上がり、路面状態も良好。ジャックナイフやストッピーなどの技にキレが増しています。

36「NO LIMIT JAPAN」を知っている人にはおなじみの地獄車。今回も華麗に技が決まりました。この後に、4輪の地獄車も登場しました。

37BMWバイクス名物。「ヒミツ集会」がバイクスカフェで開催されました。じゃんけん大会に集まった来場者が盛り上がります。

38「将来はバイクの免許を取ってBMWに乗りたい」とハキハキ答える、BMWヒミツの集会に来ていた男の子。

39最後のアトラクションステージでの催し物は、午後2回目になる「トライアルデモンストレーション」。チームトライアルエクスチェンジの加賀国光選手、車両はTXT Proレーシング(GASGAS)。

40簡単だと思われがちな、トライアルの基本「スタンディング」が、いかに難しいかを観客に体験してもらおうと、小川毅士選手、「ツヨポン」の車両 EVO 2T(BETA)を賭けて、10秒スタンディングに挑戦。さすがに「難しい」と挑戦者は苦笑いの感想を言っていました。

41イベントの大トリを飾るのは、お楽しみのじゃんけん大会。駐車場側メインステージに、「待ってました!」とばかりに、たくさんの来場者が集まりました。

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