ワダポリス通信 GOBIG Rd3 藤沢

ワダポリス通信 GOBIG Rd3 藤沢

掲載日:2013年09月13日 エクストリームFMX    

文/ワダポリス

ニューエイジフリッパーが続々誕生!
来シーズンはついに新時代へ!?

記録的猛暑が一転、まるでカリフォルニアの気候を思わせる朝夕のさわやかな空気に包まれ始めた8月の終わり。キッズたちにとっては夏休み最後の日曜日の25日に、岩手県藤沢町/藤沢スポーツランドで行われたのは日本中のFMXファンがお待ちかねのGOBIG!!

 

このGOBIGは国内唯一のFMXコンテストイベントで、日本を代表するトップライダーたちがガチバトルを繰り広げるスーパーエキサイティングなイベントなんだ! しかも今回は今年のシリーズチャンピオンまで決定しちゃう最終戦という事もあって観客動員も過去最高を記録、イベントスタートの何時間も前から会場全体がワクワクした空気に包まれてたね!

 

そして迎えたPM2:00、まずはこのGOBIGの発案者であり僕たちの永遠のヒーロー、佐藤 エイゴに会場中のみんなで黙祷を捧げ、いよいよGOBIGがスタート。セミファイナルへのチケットを争うファーストラウンドでは渡辺 元樹と高橋 仁の両ライダーがスーパーキッカーを使った短い飛距離ながらも、公の場では初めてバックフリップをメイク! 今シーズンに入ってやはりスーパーキッカーでのバックフリップをメイクした鈴木 耕太と共にその成長ぶりをアピールしまくりで、会場は早くも大盛り上がり!! そんな中、セミファイナルへのチケットは渡辺 元樹、加賀 アキラ、鈴木 耕太、上野 ユウキの手へ。そしていよいよ登場するTOP3、鈴木 大助、釘村 孝太、加賀 真一を加えた7人でのセミファイナルがスタート! ここからオーバルトラックとなるコース設定の中、ステップアップセクションでフリップを見せた上野 ユウキに会場は大喝采、オリジナルトリック“手裏剣”を見せる鈴木 耕太も健闘するが、圧倒的スキルを見せるTOP3に食らいつきファイナルへ進んだのは、直前に行われたウィップコンテストで優勝、波にのる渡辺 元樹!

 

そしてついにファイナル! やはりTOP3は異次元だったね!! 多くのライダーが苦労するダート、ランプの2連続ジャンプでテクニカルなサイドサドルからのトリックを披露する加賀 真一、得意のフリップコンボを連発する釘村 孝太の2人のランで会場は最大限にヒートアップ!! そして今シーズン2連勝、チャンピオンに王手をかけた鈴木 大助が登場! 先日のRed bull X-Fighters 2013 OSAKAでも日本人予選を勝ち抜いた実力をここでもガッツリ発揮、しかも今回はディープなアンダーフリップ、そして発展中ながらも360(!!)を披露、さらなる進化を見せつけ見事優勝を勝ち取り、同時に昨年の佐藤 エイゴに続く2人目となるシーズン全勝利によるチャンピオンを決めちゃったー!!

 

来シーズンはなんと! すでに今期を上回る4戦の開催が決まっているGOBIG。バックフリップをメイクする若手が続々登場した今回からの流れで、ついに新時代へと突入するのか!? 今から来シーズンが待ちきれないっすねー!!

 

日本のFMXシーンを撮り続けてくれているOUTBACKfilmによる、8月25日GOBIG藤沢のスーパークールな映像っす!! 現場にいなかった人はこれ見て悔しがって下さい!!

 

 

ワダポリス
イベントMC/ライター/コメンテーター
ワダポリス

2001年、伝説のFMXイベント“MOSH RIDE”に自身のクロージングブランドブース出展、2003年お台場モーターサイクルイベント“MULTI PLEX”でのFMXコンテンツからMC活動を開始、以来現在まで国内FMXイベントのほぼすべてでMCを担当。Red Bull X-Fighters 2013 OSAKAではCSTV J-sportsでの生中継番組で解説を担当。また国内唯一のFMX誌“バンザイマガジン”にも執筆中。

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