2013年1発目はダカールラリーに注目!

掲載日:2012年12月28日 エクストリーム    

文/ダートライド編集部

2013年1発目はダカールラリーに注目!

12連覇を掛けるKTM
24年ぶりのワークス参戦ホンダ

以前、フォトトピックス でお届けしたホンダ CRF450 RALLY。その内容は、「ダカールラリーに、ホンダが24年ぶりにワークス参戦する(モト部門)」というものでした。かつての『パリ・ダカールラリー』の時代はTV放送されていた事もあり、モータースポーツ全盛の感がありましたが、残念ながらここ数年は、開催されている事すら知られていないのが実情だと思います。しかし、モーターサイクルにとってこれほど過酷なイベントは他にはなく、またマシンさえ良ければ勝てる、というものでもない。そこには『人間のドラマ』が多く表れ、魅力あるイベントである事は変わりません。

 

ラリーというものはチーム一丸となって勝利に向かいますが、いざスタートするとライダーは大自然の中にひとり放り出され、自分との戦いになります。頼れるものが己だけになるのです。しかし、もしそのライダーの生命が危機に晒されるような事態になった、その時は、他チームのライダーであっても彼の為にその場でレースを中断し、オフィシャルや自分のチームに救援を求め、ひとりの命に皆が集中します。ライバルではあるが、ひとりひとりが同等の人間でありかけがえのない存在である、と認め合って走る。こういった、『ただ勝てばいい』だけではないのが、ラリーの魅力のひとつではないでしょうか。

 

そのラリーの代表格、ダカールラリーですが、前述のように今回はホンダがワークス参戦するという事で、例年より日本語での情報が豊富です(ホンダオフィシャル特設サイト)。ホンダチームを中心とした情報になるとは思いますが、例年のように難解な英語と格闘せずに情報が得られる今大会。早速、オフィシャルページでは様々な情報が上げられていて、大会が始まれば、その更新頻度は更に上がると思います。今回のダカールラリーは、このホンダのオフィシャルサイトを通じて、総走行距離8,000km以上に渡って繰り広げられる色濃いドラマを見届けてはいかがでしょうか。11連覇を遂げているKTMがまたその数字を伸ばすのか、はたまたホンダがそこに割って入るのか!?

 

モトクロスやエンデューロとはまた違う、ダートの魅力の一面を見る事が出来ると思います。

 

 

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