量産車として初の新機軸を導入して基礎力アップを図ったGSX-R1000

掲載日:2017年08月11日 車両・バイク紹介    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

スーパースポーツフラッシュバック!! スズキ・GSX-R1000(2007-2008)の画像

スズキ・GSX-R1000(2007/K7)

幅広い層に対応する特性を得るべく
新機軸を導入し基礎力アップを図る

2007年型K7最大の注目点は、ECUマップを手元のスイッチで3段階に変更できるモードセレクター(後にGSX-R600や2008年型ハヤブサにも投入)で、当時の量産車としては初の装備だった。エンジンの基本は従来型を踏襲しながら、内部パーツをすべて見直した上でインジェクターを4ホールから12ホールに変更。出力アップと排ガスの浄化両立のため、エキゾーストはGSX-Rシリーズ初の左右2本出しとなっている。車体面では電子制御式ステアリングダンパーと、3ポジション式のステップが新導入され、外装形状、フレームや足まわりも設計変更されて総合性能が向上している。2008年型K8は色変更のみとなっている。

スーパースポーツフラッシュバック!! スズキ・GSX-R1000(2007-2008)の画像

スズキ・GSX-R1000(2008/K8)

SPECIFICATIONS - SUZUKI GSX-R1000(2007-)
  • エンジン = 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒999cc
  • ボア×ストローク = 73.4×59.0mm
  • 圧縮比 = 12.0:1
  • 最高出力 = 136.1kW/12,000rpm
  • 最大トルク = 116.7N・m/10,000rpm
  • 変速機 = 6速リターン
  • サイズ = 全長2,045×全幅720×全高1,130mm
  • 軸距 = 1,415mm
  • 乾燥重量 = 172kg
  • タンク容量 = 17.5リットル
  • シート高 = 810mm
  • キャスター角 = 25.45度
  • トレール = 98mm
  • Fタイヤサイズ = 120/70ZR17
  • Rタイヤサイズ = 190/50ZR17

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