ROKFORM(ロックフォーム) v.3スマートフォンケース&マウント

掲載日:2014年06月11日 バイク用品インプレッション    

撮影・文/野岸 泰之

バイク用品インプレッション

美しさと機能性、堅牢性も兼ね備えた
スマートフォンケース&マウント

ナビゲーションとして利用したり、お店や天気を調べるなど、今やスマートフォンはツーリング時だけでなく、普段のバイクライフにも欠かせない存在となっている。そのスマートフォンをマシンに固定するギアは多くのメーカーが手がけているが、簡単、確実に固定でき、デザインと堅牢性にも優れているのが、ROKFORM(ロックフォーム)のスマートフォンマウント&ケースだ。

ROKFORMはアメリカの大手バイクパーツメーカー「Two Brothers Racing」の新部門。マフラー製造で培った理念と技術を活かし、美しい造形と、過酷なテストをクリアした丈夫で機能的なスマートフォンマウント&ケースをリリースしている。中でもバイク用に最適なのが、今回紹介するv.3モーターサイクルマウント&ケースだ。これはアルミ製のマウントと樹脂製のスマートフォンケースをワンタッチで着脱できるシステム。

ケースはiPhone4、5シリーズとGalaxyS3、S4に適合。フレーム素材には航空機や自動車の部品をはじめ、防弾ガラスの材料としても使われるポリカーボネートを使用。ピックアップトラックで踏みつけても耐えられるという、驚異の本体保護性能を確保している。

一方のマウントは、一般的なハンドルバーマウントと、セパレートハンドルのマシンに対応したフォーククランプマウントの2種類が用意される。さらに、別売りのアダプターリングを使うと、φ43・41・37の正立フォークにも使えるようになっている。素材には航空機グレードの高強度、高密度でかつ軽量という「6061-T6」アルミニウムを使用。しかもブロック材からていねいに削り出し、耐食性や耐摩耗性に優れた硬質アルマイト加工を施している。基本はブラックアルマイトだが、バーマウントタイプにはクロームモデルも用意される。こちらは硬度が高く、耐食性、耐摩耗性にも優れたハードクロムめっき処理を施し、さらにバフ研磨を行ってつやを出し、美しさと高級感を高めている。

スマートフォンケースをマウントに固定するのはとても簡単で、十字のツメを合わせてひねるだけ。ケースにもマウントにもかなりの剛性感があってガッチリと固定され、走っても全く不安はないが、万一のための脱落防止ストラップも付属しているから安心だ。さらに、v.3はケースとマウントそれぞれに磁石が埋まっていて、強力な磁力でもマウントを補うようになっている。取り付け角度も簡単に調整できるから、愛車に合わせたベストなフィッティングが実現できる。一旦ボルトを締めてしまえばグラつきも皆無なので、いとも簡単にスマートフォンの定位置が確保できるのだ。前述のマグネットを利用して、スマートフォンをケースごと工具箱などスチール製のものに貼り付けておくことも可能。

機能美と堅牢性に加え、操作の簡単さと確実性をも兼ね備えたROKFORMのv.3モーターサイクルマウント&ケースは、機能だけでなく、その美しさで所有欲をも満たしてくれる。ありきたりのシステムでは満足しない、というこだわり派のライダーの心もきっと満足させてくれるに違いない。

ROKFORM(ロックフォーム) v.3スマートフォンケース&マウント Detail Check!!

ケースへの装着は分割できる下部を外し、スマートフォンを滑り込ませる方式。iPhone用にはラバーバンパーが付属し、プロテクション性を向上。カラーバリエーションも豊富だ。

ケースへの装着は簡単

ケースへの装着は分割できる下部を外し、スマートフォンを滑り込ませる方式。iPhone用にはラバーバンパーが付属し、プロテクション性を向上。カラーバリエーションも豊富だ。

固定する方法に応じて2種類のマウントが選べ、フォークマウントはアウター径が50mmと53mm用が用意される。ハンドルバー用は直径22.2mm~31.75mmに対応、クロームモデルもある。

車体への装着方法は2種類

固定する方法に応じて2種類のマウントが選べ、フォークマウントはアウター径が50mmと53mm用が用意される。ハンドルバー用は直径22.2mm~31.75mmに対応、クロームモデルもある。

スマートフォンの設置角度を調節するための機構には六角穴ボルトを採用。自分のライディングポジションに合わせた位置で締めればいつでもベストなポジションをキープしてくれる。

角度調節も簡単、確実

スマートフォンの設置角度を調節するための機構には六角穴ボルトを採用。自分のライディングポジションに合わせた位置で締めればいつでもベストなポジションをキープしてくれる。

ケースの素材はエンジニアリングプラスチックの中でも強度が高い、ポリカーボネートを使用。ピックアップトラックが踏んでもスマートフォン本体は無事だというからすごい。

トラックが踏んでも壊れない

ケースの素材はエンジニアリングプラスチックの中でも強度が高い、ポリカーボネートを使用。ピックアップトラックが踏んでもスマートフォン本体は無事だというからすごい。

カメラやボタン類は操作が可能。裏側中央には滑り止めラバーを装備。ここにはマグネットが埋め込まれていて、冷蔵庫などにも貼り付けられる。クルマのダッシュボード用のマウントも付属。

操作感を損なわないつくり

カメラやボタン類は操作が可能。裏側中央には滑り止めラバーを装備。ここにはマグネットが埋め込まれていて、冷蔵庫などにも貼り付けられる。クルマのダッシュボード用のマウントも付属。

ハンドルバーへのクロームモデルの取り付け例。カッチリと安心感のある装着感と、美しい輝きがなんとも心地いい。単なる後付けパーツではない「持つ喜び」を感じさせてくれる。

機能的でかつ、美しい

ハンドルバーへのクロームモデルの取り付け例。カッチリと安心感のある装着感と、美しい輝きがなんとも心地いい。単なる後付けパーツではない「持つ喜び」を感じさせてくれる。

ROKFORM(ロックフォーム) v.3スマートフォンケース&マウント

価格/1万6,000~2万7,000円(税別)

問い合わせ先/ユーロダイレクト

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