カブ生活

ゆるカブ第百六十三回「千里浜ゴールの翌朝はカブが集合」

掲載日:2021年11月28日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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SSTR完走の翌朝、「千里浜なぎさドライブウェイ」で漁船に遭遇。地元の方に聞いたら浜で網を曳く漁はかつて毎日のように行われていましたが現在は滅多に見られないとか。目撃できてラッキーです。

カブ乗りが繋ぐ襷リレーも千里浜へゴール!

SSTR完走の翌朝、青空が広がる千里浜にカブが集まりました。昨年の9月にカブ乗りの手で全国に襷を繋ごうと始まった"襷リレー"こと"日本一周襷旅"(第138回参照)の襷がSSTRを機に千里浜へ。わたしもカブ女の友人達と襷を繋いだ一人としてゴールを見届けられてホッとしました。カブ乗りが繋いだ襷とTシャツはこの後「ライダーズカフェはらっぱ」に展示されます。

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さて、前日のゴール後は宝達志水町が募集したコールマンテントに宿泊しました。そのテントサイトはなんと芝生の野球場です。美しい芝生にテントがゆったりと張られバイクの乗り入れもOKという太っ腹な待遇。ご当地でしか味わえない完熟イチジクのおもてなしも美味でした。

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朝は新米のおにぎりと新鮮な地野菜や豚汁の朝食つき。これぜ~んぶ地元女性達の手作りなのです。カブ女の友人も「親戚の家に泊まった時のおもてなしだね」と感激していました。胃袋だけでなく心までホカホカに温まったなぁ。

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襷リレーのゴールを応援するために再び千里浜へ。「単車倶楽部」さんの取材も入って関係者が30人くらい集まったんじゃないかな。で、真っ赤なCT(CT110とCT125)で記念撮影してみました。タイヤやフロントスクリーン、ヘッドライトやゼッケンプレートなどなど、それぞれ個性が滲み出ています。

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SSTRのオーガナイザー風間深志さんが登場。昨年もマルコムスミスのジャケットを着ていた"ゆるカブよしえ"を覚えていてくださって感激です。

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こちらはC125にヨシムラマフラー装着! がっつりとキャンプ道具を積んでいますね。ナックルガードで手元の風対策も万全。

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襷リレーの発起人「ライダーズカフェはらっぱ」(埼玉県八潮市)オーナーのらっぱーさんです。全国に広がった4本の襷を千里浜に集結させるためCT125で北海道へ趣き、襷を受け取って千里浜へゴールしました。らっぱーさん、お疲れ様です。襷リレーの夢をありがとう!

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フロントのCT125専用「タレつき風防」は大人気。旭精器と総務雄一郎氏、横浜帆布鞄、オリオンエースの4社がコラボした製品です。

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千里浜でウロウロしていたらGSX1300隼で華麗に登場した「ぽんかふぇ」(愛知県知多郡南知多町)の家田馨子さん。リアに積んだ大きなシートバッグからぽん菓子が出るわ、出るわ! 気前よく参加者に振る舞ってくれました。家田さん、ご馳走さまです。

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クロスカブにも乗っている"ぱや"さんはセローで知多半島から。Z250に乗るお母様とSSTRに母娘参加です。"ゆるカブ"を読んでくださっているそうで、どうもありがとう!

昨年の秋、八潮の「ライダーズカフェはらっぱ」のらっぱーさんが「カブ乗りで襷を繋ごう」と声をあげたとき、厳しい状況下でも楽しいことを実行しようとする心意気に賛同してカブ女の友人達と襷を繋ぎました。それから約1年が経って4本の襷はカブ乗りの手で全国へ散らばり、それぞれの襷旅を終えて(SSTRを機に)千里浜へゴールしました。この日、カブと襷繋がりの面々に会えてうれしかったなぁ。カブ乗り一人一人の真摯な行動が無事に襷を繋いだのです。今回、SSTRの開催を英断された主催関係者の方々に敬意を。それから千里浜で迎えてくださった地元の方々の温かいおもてなしへも感謝を。最後に笑顔で送り出してくれた家族にもありがとう!

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