カブ生活

ゆるカブ第百六十二回「CT125で参戦、ありがとうSSTR!」

掲載日:2021年11月07日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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2021年10月2日17時07分無事ゴール。千里浜(石川県)で美しい夕陽を見ることができました。東京湾岸で見つめた朝陽が千里浜に沈む瞬間です。

SSTRは太陽を追いかけて走る特別な一日

カブで7度目の参加となるSSTR(※)が今年も10月に開催されました。参加者は朝日とともに太平洋岸をスタートし日没までに能登半島の「千里浜なぎさドライブウェイ」を目指します。このツーリングラリーは公道を走れるバイクならば排気量を問わず参加でき、唯一無二のゼッケンナンバーをつけたバイクで太陽を追いかけて走るのです。今回はCT125に乗り始めてから初の遠出(往復1000㎞越え)で、ともかくゲップが出るまで走り続けるぞ~という意気込みで参加しました。

※SSTRは「サンライズサンセットツーリングラリー」の略称。冒険家の風間深志氏がオーガナイザーのツーリングラリーです。

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SSTRのゴールは「千里浜なぎさドライブウェイ」です。約8㎞続く砂浜の道を走るのが参加者のウイニングラン。10月2日の千里浜の日没は17時35分。参加者それぞれが特別な一日を想って夕陽を見つめる瞬間です。

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足元にサッ差し出された板に感激! 砂浜にサイドスタンドが埋まることなく安心して駐輪できました。「千里浜ドライブウェイ」の今浜口から砂浜を走り始めたら宝達志水町のみなさんが温かく出迎えてくれました。特産の完熟イチジクや小岩井牛乳などの飲料サービスなどなど、ありがとうございます!

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参加者はスマホのアプリで走行記録を登録します。完走条件をクリアするためにチェックポイントを通過しながらゴールを目指すのです。わたしは東京湾岸の「水の広場公園」を5時36分にスタートして千里浜にゴールしたのは17時07分。トータル432㎞(一般道)を11時間31分で走りました。後日、完走記録証をネットからダウンロードできます。

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水色のラインが松本の走行ルート。青丸は参加者の位置情報(任意)が反映されています。

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千里浜は夕方前の一雨と風で水平線まで清められました。地元の人も滅多に見られないという極上の夕陽です。浜は天候や波の状態によっても通行止めになるだけにいつまでも眺めていたい!

CT125に乗り始めて約一年。今回は久しぶりのロングツーリングという興奮もあってか、丸一日走っても心地よい疲れしかありません。東京の日の出から千里浜の日没までは11時間59分。一般道で千里浜を目指すにはかなり厳しい行動時間でしたが無事に日没前に完走。ゴールの千里浜へたどり着いたとき、思わず口から出たのは「ただいま、千里浜!」でした。ありがとう、SSTR。きっと来年も参加するんだろうなぁ。

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