カブ生活

ゆるカブ第百二十五回「桜とカブと東京タワー」

掲載日:2020年04月19日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

散り始めた桜とともに羽カブ号と東京タワーを撮影。高台にある東京タワーの足元で見つけた景色です。

東京タワーと羽カブ号、そして青い空

都内をカブで移動中のこと。青空にくっきりとそびえる東京タワーを見つけました。都心の空が午後になってもすっきりと青いままなのは珍しく、これは新型コロナウイルスのせいで車の数が少ないのか、それとも前日の雨が空を洗い流したからか。いつもは観光バスで渋滞中の道路もスカスカなものだからタワーと桜と羽カブ号を激写してみました。

東京タワーの真下にはバイクの有料駐輪場があります。道がスカスカならば駐輪場もガラガラで驚きました。

バイクは排気量を問わず「4時間ごと300円」で20台の駐輪枠(2020年4月現在)。都心としてはかなり良心的な料金でしょう。支払いは1000円札とコイン限定(500円も可)なのでご注意を。

東京タワーの有名な写真映えスポットでございます。ヒントはタワー至近の某駐車場の出入口階段。いつもは外国からの観光のお客さんが順番待ちして写真を撮っているのですが人影なし! 撮影するときは駐車場を利用される方の迷惑にならないように注意してね。

駐輪場で会ったスクーターのお兄さんが「中はガラガラですよ」と教えてくれたので東京タワーの足元にあるフットタウンへ。3階の「タワーギャラリー」ではミニカー「トミカ」の発売50周年を記念して特別展示を開催中(5月8日迄)です。

展示コーナーではホンダのDAXや白バイを発見するもカブは見当たらず(涙) 誰か会場でカブを見つけた方はいる? 15分ほどの滞在で入場者は数名だけでした。

1階の正面玄関を出たら東京タワーの公式キャラクター「ノッポン兄弟」の「ノッポン弟」くんに遭遇。消毒用アルコールを手に吹きかけて除菌するサービスをしてくれました(緊急事態宣言のため4月11日以降は中止)。

こちらはタワーと国道1号に挟まれた住宅街から見上げた景色。電線に遮られた東京タワーの眺めって東京の日常っぽいなぁ。

さて、東京都民として不要不急の外出は控えておりますが、仕事で外出するときはもっぱら羽カブ号で出掛けています。信号待ちでカブの方と隣り合えば、にっこりと会釈を交わすこともあり、心がほっこりと温まります。どうか一日も早く皆が気持ちよく健やかに過ごせる日が訪れますように。東京ガンバだね! ニッポンがんばろう!

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