カブ生活

ゆるカブ第百十九回「真冬のカブ小屋どうでしょう?!」

掲載日:2020年01月26日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

どこかで見たことのあるヘルメット姿の人型とカブのフィギュア。奥に見える茶色の建物がカブ小屋チロルです。標高1000メートル越えの森の中にあります。今冬の初氷は2019年12月15日。

山のカブ小屋チロルで真冬もゆるゆる作業中

真冬になると-10℃以下になる山のカブ小屋へ通っております。小屋の内部はロフト付き5畳ほどのホントに小さな小屋ですが、断熱材をしっかり施したおかげで灯油のランタンとキャンプ用のバーナーストーブだけで室内はホカホカ。なんと東京の家より暖かく快適に過ごすことができます。いまは窓などの建具を作りながら、コンクリート床のガレージ棟を建てています。

作業の合間、森の中でジオラマごっこに興じます。カブは1/18というスケールなのでちょっと珍しいかも。クレーンゲーム用の賞品でしょうか。カブに合わせる人型が大きめなのは御愛嬌。

新年を繭玉もどきのカブ玉で祝いましょう。羽カブ号と同じ緑のカブをつい贔屓にしてしまいます。

まだ仮ですが小屋にペアガラスの窓を入れました。室内から仮の窓越しに見える広葉樹の森です。落葉すると森の中が明るくなります。

2019年の年の瀬に20㎝ほどの雪が降り一面の銀世界。ホワイトクリスマスとなりました。

深夜、小屋の外になにやら気配を感じ、そっと覗くとフクロウや鹿がすぐ目の前にいることがあります。雪の夜はひっそりとして雪が降る音が聞こえそうです。春を迎えたら森にカブを置いて小屋から眺めてニマニマしたいな。今冬もカブ小屋チロルはゆるゆると進行中です。

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