カブ生活

ゆるカブ第百十二回「あの娘のカブを拝見@カフェカブ青山」

掲載日:2019年10月06日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

このカブの群れに自慢の一台を並べるのがうれしくて誇らしい! あなたのカブも唯一無二の一台です。「カフェカブ」に参加したら友人が爆発的に増えたという人も多いですね。

カフェカブに集う素敵なカブ女さんは
どんなカブに乗っているのかなぁ。

今年は例年より二ヶ月早い9月14、15日に「第23回 カフェカブミーティングin青山」(カフェカブ青山)が開催されました。二日間で約700台(各日350台)のカブがエントリーし、Honda青山ビル前の広場にカブがぎっしりと並びました。

毎年のことながら、参加しているカブはオーナーの個性があふれていて、見飽きることはありません。と同時にどんな方が乗られているのかと興味は尽きず、運よくオーナーさんと出会えば話が弾み時間が経つのが早いこと。大好きなカブを通じてたくさんの方と交流できる場です。

さて、”ゆるカブよしえ”も羽カブ号で参加し、たくさんの写真を撮らせていただきました。今回は”カブ+オーナーさん”にスポットを当て、まず一発目は”カブ女”のあの娘が登場します。フォーラムに登壇した3人のゲストも全員女性だし、気になるカブ女さん押しで~っ!!

弟さんのカブを譲り受けて約一年という“まい”さんはレディース賞を受賞。大好きなピンクにこだわり、シートは車屋さんに注文して張り替えたそう。グリップやリアキャリア、ナンバー台、ランドセルもピンクで統一。サイドカバーはスプレー缶で自ら塗装する熱の入れよう。車体を飾るチャームは知人からのプレゼントで増える一方らしい。なんとインスタに投稿したカブの画像がご縁で二カ月前に結婚されました。カブ婚、ありなのですよ!!

キャッチーな「ウルトラカブ」ステッカーとピンクの車体。”みさき”さんは昨年に続いてレディース賞を受賞。リアのキャリアを取り払い、フェンダーを短く、レッグカウルも潔くカット。黒のキャストホイールがカッコイイですねぇ。ホース類もピンクにするなど、細部までピンクと黒にこだわったオサレさんの影には一緒に参加されいているお父様の協力あり(残念ながらお父さまには遭遇できず)。センターカウルに付けたアナログのカウンターは給油時にオドメーターの数字を記録します。燃費計算やガス欠防止に◎

いつお会いしてもかわいい“ぴっちょり~な”さんと“ぴっちょり~な”号。カウルのステッカーはたくさんのカブファンとの出会いを経て日々増殖中です。最新の改造カ所を伺うと、厚みのある真ん丸シートがお気に入り。ほどよい硬さで長く乗っても疲れない乗り心地だとか。見えない裏側にも赤い「ぴ」印の遊び心あり。楽しさを追及した一台ですね。

赤いリトルカブ55周年限定車を”○ニーマウス”のテイストに仕上げた”エリ”さんと”リトルミニー号”です。ファニーな見た目ですが88㏄にボアアップしているそうです。こちらのシートも厚くて丸い! ややオニギリ型の形状にしたのは足つきをよくするため。じつは彼女、前日のフェリーで四国ツーリングから戻ったばかり。カブに乗り始め、「1年8カ月と14日、8,928キロを走りました」と即答。その勢いのまま直球でカブを楽しんでいるのが伝わります。カブに乗ってたくさんの仲間ができたそうです。

リアにボックスを積んだ“ばばちょっぷ”さん。カブ(JA07)でキャンプに行き始めたら荷物がどんどん増えるばかり。強風に煽られて怖い経験をしたのでツーリングはお休み中。カブは日常の足として活躍しています。キャリアに隙間を設けてボックスを固定しているのは、センタースタンドを立てる時にグリップを握りやすくするための工夫。

わわわ、「くまもんカブ」だ! ヘルメットも“くまモン”で統一した“なっちゃん”さんです。車体の前後にドラレコを装着済み。ヘッドライト上のボックスに配線やスマホを収納しているので防水も万全。リアボックスに「ドライブレコーダー録画中」の大きなステッカーを貼ったところ効果あり。後ろの車がスーッと下がって車間距離を開けることも。これからの目標はキャンプを始めること。すでに積載能力は充分だからぜひ挑戦してほしいなぁ。

カブを大好きなインテリア雑貨ブランド“DULTON”に染めた“ゆーこ”さんです。スポンジで色を重ねてつくる微妙なシボシボ加減が写真で伝わるかなぁ。ホイールのスポークまで完璧に塗ってあります。リアキャリアに載せたケースは自分で塗ったそうです。白のベトナムキャリアがアメンボみたいなので目玉をつけちゃった。

今年のゲストは女性だけ!(左から)カブのリアボックスにスピーカーを積んでヨガの出張にも出掛ける行動派の下館あいさん(俳優、ヨガ講師)、GW明けからクロスカブ110で日本一周を終えたばかりの下川原リサさん(タレント)、静岡出身でカブ通学も経験しているホンダモーターサイクルジャパンの山中佐都紀さんが登壇。三人からはカブ愛があふれてトークが止まらない。

会場で撮影させていただいたみなさま、ありがとうございました。個性的なカブの傍らには素敵なオーナーさんの姿あり! 次回は親子やカップル、ご夫婦が登場します。その次の回では会場で気になったカブをご紹介。カフェカブ、しばらく続きますよ!

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