ホンダ ズーマーX
ホンダ ズーマーX

ネイキッドコンセプトを踏襲する110ccスクーター・ズーマーXをインプレッション

掲載日:2013年07月10日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/河合宏介

原2カテゴリーのネイキッドスクーター
遊び心に満ちた個性的なスタイリング

2001年に販売が開始された50ccの ズーマー は、ホンダのNプロジェクト(エイプやソロなど、個性的なバイクを世に送り出している若手の開発者集団)が手掛けたニューモデル第2弾としてリリースされた。本来カバーで隠れていたフレームを、デザインパーツとして見せる構造が人気を集め、マイナーチェンジや特別色追加などを繰り返しながら、現在も継続販売されるロングセラーモデルとなっている。

ホンダ ズーマーXの画像

その兄貴分ともいえる「ズーマーX」が2013年6月14日に発売された。エンジンには空冷の110ccが搭載され、足回りには、前後12インチのアルミキャストホイールに幅広タイヤを装着。それを倒立のフロントサスで支えて、安定感のある走りを実現させている。そして増加したパワーに見合うように、制動力にはディスクブレーキと前後連動のコンビブレーキを組み合わせ、安全性を大きく向上。車体デザインは角張って大柄になったものの、タンデム走行を想定したダブルシートの下には、ズーマーの特徴であるフリースペースも忘れてはいない。元気な走りと斬新なデザインは、若手ライダーを強く意識した造りだとは思うが、他とは違うスタイリングに興味がある大人が乗るのもアリだと思う。

ホンダ ズーマーXの特徴は次ページにて

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