SYM T1 125

掲載日:2012年06月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

SYM T1 125の画像
SYM T1 125

台数限定で日本でも販売
精悍な面持ちのネイキッド125

エッジの効いた精悍なデザインと、シンプルな車体構成が特徴のネイキッドスポーツバイクです。エンジンは125ccの単気筒を搭載し、同様のデザインを持つT2 250とは兄弟車という間柄になります。車体サイズは全長2005mm、全幅790mm、全高1050mmで、軸間距離は1320mm、車両重量155kg。もともとは150cc用として作ったボディがベースで、兄貴分のT2 250とも共通ですので、走行中の安定感や接地感はしっかりしています。

高さ790mmのシート、トップブリッジ上にクランプされるパイプハンドル、ラバー付きの可倒式アルミステップの組み合わせにより、ライディングポジションはわずかに前傾となるスポーティなもの。フロントにはマルチリフレクタータイプのヘッドライトを装備し、その上側には独特のデザインを持つメーターバイザーを装着。インストルメントには電気式のマルチメーターを採用しています。モノショックの採用でスッキリとしたリア周りには、スタイリッシュなデザインのグラブバー、LEDのブレーキランプ、ウインカーとライセンスランプ一体型の大型リアフェンダーを組み合わせてありあます。

エンジンは空冷の4ストローク単気筒で、圧縮比は9.0:1に設定。燃料供給装置には電子制御のインジェクションを採用しており、環境性能に配慮しながらも最高出力は10.8ps/9000rpm、最大トルクは0.97kgm/7000rpmを発揮。また排気系には大容量オーバルサイレンサーを使い、出力面と静音性能を両立しています。そのほか、ミッションは5速リターン式、始動方式はセルフ式、前後のブレーキにはディスク式を採用するなど、車体各部をスポーティな味付けの設計としています。さらに、フューエルタンクは14Lの大容量を確保していますので長距離ツーリングも安心です。このT1 125、日本では店頭入荷分のみの限定発売で、車両価格はオープンです。

SYM T1 125のここがポイント!
  • ● エッジの効いた精悍な車体デザイン
  • ● インジェクション採用の空冷単気筒
  • ● フロント260mm径のディスクブレーキ

SYM T1 125のライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    YBR125

    海外で生産されるヤマハブランドのスポーツバイク。ダイヤモンドフレームに搭載するエンジンは、インジェクションを採用した空冷4ストローク単気筒。ミッションは5速。

  • ホンダ
    CBF125ネイキッド

    空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載する、中国製のネイキッドバイク。ミッションは5速リターン式、フロントブレーキはディスク式。ビキニカウル付きのタイプもある。

  • スズキ
    EN125

    中国生産のベーシックな125ccロードスポーツ。空冷の4ストローク単気筒エンジンを搭載。ミッションは5速リターン式、リアサスはツインショックタイプを採用。

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