スズキ イーレッツ

掲載日:2012年02月15日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

スズキ イーレッツの画像
SUZUKI e-Let's

バッテリーを取り外して
家庭で充電できる電動スクーター

イーレッツは、家庭で充電できる脱着式バッテリーを採用した電動スクーターです。エンジンスクーターのユーザーが違和感なく乗り換えできる電動バイクとして開発しました。原付スクーターのレッツ4バスケットの車体をベースに高性能モーターとリチウムイオン電池を組み合わせ、扱いやすさや使い勝手はそのままに、電動スクーターならではの加速と軽快な走りを実現。車両の装備重量もレッツ4バスケットより2kg軽く仕上がっています。

バッテリーは車体から簡単に取り外すことができ、付属の専用充電器を使って家庭用100V電源で充電することができます。残量ゼロからの充電は約4時間、充電のコストは約13円(17.87円/kWhとして計算)、一回の充電で30km(30km/h定地走行テスト値)の走行が可能です。シート下には、専用充電器またはスペアバッテリーを収納するスペースがあるので、出かけた先で充電したり、充電済みのスペアバッテリーと交換して走行距離を延ばすこともできます。

また省電力機能として、走行中のスロットル全閉時に減速エネルギーを電力に変える回生充電機能、無操作のまま10分経過すると電源が切れるオートパワーオフ機能、停車時の減光機能付きヘッドライトを採用しています。

アクセルフィーリングは、エンジンスクーターから乗り替えても違和感がないよう、操作に対して徐々にトルクが発生するようなプログラムとしています。発進加速なども、レッツ4バスケットと同等の性能で、街中などではキビキビと走行します。 また状況に応じてパワーモードとエコモードを切り替えて走ることもできます。

付属バッテリーが1つの標準モデル(メーカー希望小売価格31万2900円)のほか、バッテリー2個付きのイーレッツW(同39万6900円)もラインアップ。2012年3月7日までの補助金制度では、イーレッツが最大4万円、イーレッツWは最大6万円の交付が受けられます。

スズキ イーレッツのここがポイント!
  • ● 家庭用100V電源でチャージできる充電器とバッテリー
  • ● スペアバッテリーもしくは充電器を搭載できる収納スペース
  • ● パワー/エコの切り替え可能な走行モード

スズキ イーレッツのライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    EC-03

    プラグイン充電方式を採用した、スリムで軽快なエレクトリックコミューター。充電時間は約6時間、航続距離は43km(30km/h)、価格は25万2000円。

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