ヤマハ YW125X BW’SX Fi

掲載日:2011年08月24日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ YW125X BW'SX Fiの画像
YAMAHA YW125X BW'SX Fi

足周りのグレードアップも図った
モタード仕様の125ccスクーター

ニューコンセプトスクーターBW'S Fiのモタード仕様が、このBW'SX Fiです。BW'S Fiのほうはワイドバルーンタイヤとストロークに余裕のあるサスペンションが特徴のデュアルパーパスイメージの125ccスクーターですが、こちらはポップなカラーリングや贅沢な装備でスーパーモタードのイメージに仕上げています。

それでは、BW'SX Fiの詳しくを見ていきましょう。まず車体外装は、ユニークでオリジナリティ溢れる斬新なデザインが特徴です。縦に配置した丸形のデュアルヘッドライト、ライダーの両手と左右のブレーキレバーを保護するブラッシュガードなどがワイルドさを強調します。エンジンは環境性能に優れた空冷4ストローク単気筒です。SOHC4バルブのヘッドには最新技術のフューエルインジェクションを組み合わせ、世界的にも厳しい台湾の第5期排ガス規制をクリアしています。

モタードイメージを際立たせる、グレードの高い足周りにも注目です。ロードパターンを採用するタイヤは、フロントが120/70-12、リアが130/70-12サイズです。フロントのディスクブレーキは油圧式で、波形ディスクローターと2ポットキャリパーを組み合わせて制動力を強化するとともに、ドレスアップも図っています。テレスコピックのフロントフォークはインナーチューブにブーツをかぶせ、アップフェンダーを組み合わせています。さらにリアサスには、リザーバータンク付きのツインショックを採用。

ユーティリティ面を見ますと、シート下にはLサイズのフルフェイスヘルメットも収まる大容量収納スペースを用意。メーターはデジタル式で視認性に優れ、スピードのほかエンジン回転数や燃料の残量なども表示します。なお、このBW'SX Fiは本来、台湾向けの車両で、日本ではプレストコーポレーションが扱っています。価格はオープンです。

ヤマハ YW125X BW'SX Fiのここがポイント!
  • ● ユニークなデザインの車体スタイル
  • ● モタードイメージの豪華な装備
  • ● 2ポットキャリパーのフロントブレーキ

ヤマハ YW125X BW'SX Fiのライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    BW'S100

    太めのタイヤや二灯式のヘッドライトなどを採用する独特のスタイリングが特徴の原付二種スクーター。エンジンは空冷2ストローク単気筒、排気量は100cc。

  • カワサキ
    KSR110

    スポーティな車体に本格メカニズムを詰め込んだマルチパーパスミニバイク。エンジンは空冷4ストローク単気筒の110cc。自動遠心クラッチなのでレバー操作は不要。

  • ヤマハ
    YW125T BW'S Fi

    遊び心満載のニューコンセプトスクーター。優れた走行性能と独特の車体デザインが特徴。BW'SX Fiとは兄弟のような関係だが、こちらはよりオフロードバイクに近い性格。

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