【Page5】次の「原2☆ツー」はどこへ行きますか?

掲載日:2010年04月05日 特集記事原付2種小旅行 ~よかんべ秩父路~    

記事提供/2009年8月1日発行 絶版バイクス4

オツカレサマデシタ~♪

次の「原2☆ツー」はどこへ行きますか?

 

HONDA TRAIL CT110 1990

ホンダ横型大排気量エンジンは
トルクフルで山道も楽々登る!!

CT110国内モデルをべースにフルレストアを実践。ペイント職人らしくカラーリングにはCT90時代のそれを採用。CT110のカラーリングは真っ赤仕様が多いので、とにかく新鮮な雰囲気になる。ホンダ4ミニを愛する小島さんならではのグッドセンスだ。純正予備タンク付きで、山道での燃料給油も余裕。今回はお誘いありがとうございました~♪(小島明夫 Akio KOJIMA)

 

 

 

国産絶版車のペイントはもちろん、ハーレーやドゥカティやMVアグスタなどの外車ディーラーからの仕事を数多くこなすドリーム商會代表。6V時代のホンダ4ミニを多数所有。

 

HONDA XLR80R 1987

ホンダ縦型ミニはオールマイティ
山道ワインディングも街中も
普通に速い!!

1976年発売のXE75から始ったホンダ縦型原2トレールの歴史は、80年にXL80Sへと進化し、87年にはプロリンクを採用したXLR80Rとなった。ビッグセールスを記録してはいないが、ロングセラーシリーズだったため、幅広くの年代で根強いファンを持つ。現代のエイプ以上にオールマイティ。今回の原2ツーでも、その安定した速さは印象的だった。(梅沢幸司 Kouji UMEZAWA)

 

 

 

ドリーム商會の近所に住むお客さんの梅沢さん。このXLRは数年前に購入。磨き込みとメンテナンスで蘇っている。最近、CRM80を購入し、林道を走っている。

 

HONDA chaly CF50改 1976

シャコタン&ワイドリムで
チョイワル仕様!?
108ccエンジンの走りは強烈そのもの!!

初代シリーズのシャリー50をベースに最近人気のシャコタン&ワイドアルミリム仕様。カラーリングがノーマルかつデコトラ系カスタムパーツを装着していないので、実にセンス良い雰囲気だ。エンジンは108ccにボアアップ。そのトルクフル仕様のエンジンは、急坂山道ワインディングで素晴らしい走りを見せた。走りの腕に覚えありと見ました!!(竹田佳男 Yoshio TAKADA)

 

 

 

ドリーム商會では外装パーツやガソリンタンクの鈑金&前処理を担当する竹田さん。凹んだタンクを鈑金ハンダで見事に引っ張り出すテクニックは素晴らしいのひと言に尽きる!!

 

HONDA SUPER CUB C90 1990

世界のスーパーカブはやっぱり凄い!!
C90チューニングカブの速さは本物!!

ビジネスユースとは別に身近で乗っている人が意外と少ないスーパーカブ90。街中で出会ったときに、その速さには驚かされることが多いですよね。これまでに数多くのホンダ横型エンジンチューニングを手掛けてきた奥抜さんのC90改は特に速い!! C90やCD90エンジンベースのレジャースポーツバイクがあっても、いいと思いませんか!?(奥抜隆一 POP OKUNUKl)

 

 

 

スーパーカブに乗り、1日で500キロ以上のツーリングに出掛ける狂人!? 乗りやすく疲れないバイクが大好きな奥抜さん。バイク仲間からは「POP OKUNUKI」と呼ばれる。

 

HONDA white DAX ST70 1972

懐かしのホワイトダックスで参加
72ccノーマルエンジンでは
やや非力か!?

小さ過ぎるモンキーとは一線を画し、大人でもリラックスして乗れるグックスは、ホンダのレジャーバイク史上でもっとも成功した1台だろう。3速遠心クラッチ仕様に始まり、4速クラッチ付き、そしてこのホワイトダックスなどなど、ダックスシリーズは充実のラインナップを誇った。グックスのようなお気楽バイクが現代に無いのは本当に残念だ。(木村 基 Hajime KIMURA)

 

 

 

ドリーム商會ではグラフィック&マスキングをおもに担当する木村さん。カスタムマシンが大好きで、現在はヤマハXS650Splのチョッパー製作中。ホワイトグックスは社長から借用。

 

YAMAHA TDR80 1990

唯一のヤマハ水冷原2モデルで参加
12インチ車は狭いワインディングで
水を得た魚!!

ミニバイクに超積極的だったヤマハ最後の本格ミニオフロードモデルと言えるのがTDR80。高性能な水冷80ccエンジンなので山道ワインディングでも熱ダレなど一切無く気持ち良さそうに走っていた。同じ2ストエンジンモデルでも、空冷エンジンの本誌スタッフ号とはまったく別次元の走りを披露。水冷エンジンながらもはや絶滅危惧種ですね。(小林永治 Eiji KOBAYASHI)

 

 

 

寄居町で建築業を営む小林さんはビルドイン・ガレージ作りの達人。TDR80はお兄さんが購入して乗らなくなっていたもの。メンテナンス&磨き込みで素晴らしい姿に!!

 

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