スクーターの楽しさを倍増するハイパフォーマンスなビームス製マフラー
取材協力/BEAMS足立2りんかん  取材・文・写真/山下 剛  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
掲載日/2014年6月4日

スクーター用リプレイスマフラー市場でじわじわと人気を集め、今や圧倒的シェアを誇っているのが「ビームス」だ。100車種以上ある国産メーカー製スクーターのほぼすべてに対応するラインナップの広さに加え、コストパフォーマンスの高さに信頼が寄せられているという。ビームス製マフラーの販売実績が高いという「ライダーズスタンド足立2りんかん」を訪ね、その詳細を訊いた。

INTERVIEW

足立2りんかん マフラー担当 菅谷慎一さん

コストパフォーマンスと
満足のいくサウンドが人気

足立2りんかんのマフラーコーナーに行くと、天井から吊るされてディスプレイされた多くのマフラーが目につく。ヨシムラ、モリワキ、SP忠男、アールズギア、ストライカー、アクラポビッチといった有名メーカーのマフラーも多いが、際立って多く展示されているのがビームスだ。およそ半分くらいがビームス製マフラーといって過言ではない。

 

「ビームスマフラーの良さはいくつか挙げられますが、人気の理由の第一はコストパフォーマンスと性能のバランスの良さではないでしょうか。他と比べて価格は安いのですが、性能や質感もいいんです」

 

足立2りんかん・マフラー担当の菅谷慎一さんは、ビームスマフラーの人気の理由についてそう話す。そしてサウンドの良さも人気の理由に挙げる。

 

「以前と違って最近のお客様は、“静かだけど、迫力ある音”を求めます。騒音を気にする方が多く、爆音を嫌う傾向は年々高まっているように感じます。その点でいっても、ビームスのマフラーは規制値を満たしていますし、JMCA認可も取っていますから安心して装着して、使えることも大きいでしょう」

 

ビームス製マフラーのサウンドの特徴は、アイドリングでの静けさ、それに対して加速中の鼓動感あるもの。通勤や通学で毎日走らせてもストレスにならず、心地よく走れる。そんな点がスクーターユーザーに受けているようだ。

 

飽きのこないデザインと
使い続けられる耐久性

全日本ロードレース選手権を戦っていた経験を持つ菅谷さんだけに、マフラー交換が及ぼす効果と有用性について多くのことを肌身で知っている。そんな菅谷さんから見ても、ビームス製マフラーの耐久性は注目すべき点だという。

 

「マフラーというとどうしてもサウンドとデザインの良さに目がいってしまいがちですが、トラブルの少なさ、長く使えることも重要だと思うんです。ビームスのマフラーは装着後のトラブルもほとんどないですし、その点でも優れていると感じますね」

 

スクーターの場合、エンジンユニットとともにマフラーもスイングする構造上、どうしてもマフラーが受ける振動が多くなる。また、エンジンがカウルに覆われていること、スタート直後から全開走行になりがちなこともあり、熱がこもりやすい。そうしたダメージの蓄積がマフラーを痛め、溶接のハガレやマウントボルトの脱落といったトラブルを起こしやすい。

 

「当店ではもちろんマフラー装着作業も承ってます。多くの車種を手がけているだけあって、ビームスのマフラーはマウント位置の精度が高く、取付の手間がかからないですね。インジェクションもノーマルのままでオーケーですし、ポン付けできますから、ある程度メカの知識がある方なら、お客様ご自身での装着も不安がないですね」

 

さらに菅谷さんは、デザインと品質の良さも指摘する。

 

「奇をてらっておらず、しかも飽きのこないカッコよさがあるから、長く使えますよね。それに仕上げがいいんです。たとえばこの溶接ビードが同じ大きさでキレイに並んでますけど、これは高価なマフラーと変わらない質だと思います」

 

マフラーに求められる性能を
すべて満たしながら求めやすい価格

冒頭で述べたように、ビームスのラインナップは実に豊富で、国内メーカー製スクーターのほぼすべてを網羅している。スクーター用マフラーにかけてのノウハウを多く持っていることが高性能と耐久性を実現しているといえるだろう。

 

「当店ではスクーターの7割くらい、ビッグスクーターでは8割以上のお客様がビームスを選んでます。今週だけでも5本売れてます。カッコよくなった、満足している、という声をお客様からよくいただきます。メーカーの対応も良く、2年の保証もついてますから、薦める立場としても安心です」

 

スクーター用リプレイスマフラーでは、ビームスはすでにブランドを確立しているとも菅谷さんは話す。ローコスト&ハイパフォーマンス、そして信頼できるブランド。ビームス人気の理由はこれに尽きるようだ。

PICKUP PRODUCTS

豊富なラインナップを誇る
ビームスの高性能マフラー

前述したようにビームス製マフラーは対応車種が実に多いのが特徴だ。なかにはリプレイスマフラーの選択肢がビームスのみという車種もあり、多くのスクーターユーザーにカスタムする楽しさを提供している。ここではその一部を紹介しよう。(価格は税込みです)

50cc

32,400円~
21,600円
28,080円

125cc

250cc

32,400円~
37,800円~
37,800円~
 30,240円~

取材協力店

足立2りんかん

住所/東京都足立区青井6-25-11
電話/03-5845-1030
営業時間/10:00~20:00
 

全国に店舗を持つバイク用品販売大手「ドライバーズスタンド」。バイク用ウェアをはじめとするギアから消耗品、パーツ、アクセサリーを豊富に取り扱う。パーツ類の取付やオイル交換、車検整備も受け付けている。
 

BRAND INFORMATION

ビームス

住所/大阪府豊中市勝部1-5-25
電話/06-6855-0555
営業時間/10:00~18:00
定休日/土曜日、日曜日、祝祭日

1997年創業。2000年より「BEAMS」ブランドを立ち上げ、全日本ロードレースや鈴鹿8耐をはじめ、オランダ・アッセンでのドゥカティクラブカップ、アメリカ・デイトナのバトルオブツインなど海外レースでも実績を残すマフラーメーカー。