レンタルサービスは自動車業界では成熟した分野であり、昨今ではカーシェアリングなども活用されるようになってきているが、バイク業界で言えばレンタルサービスはまだまだこれからと言える。しかし、ここ数年レンタルバイクサービスは、全国的に確実に増え続けており、観光地の空港近くや、パーツ量販店などでも見かけるようになった。
2〜3時間の短時間から数日間の長期まで借りることもできるため、欲しいと思っている車種の試乗テスト的に使うことから日帰りツーリング、さらには数泊にも及ぶロングツーリングに出ることも可能という幅広い対応範囲。さらには自分で所有するとなると、初期投資の面から、日々の維持費に至るまで、何かとコストや手間が掛ってしまうものだが、レンタルバイクであれば使いたいときにだけ借りて、あとは所有しないで済むといった気軽さが、多くのライダーに受けていると言える。そのような中、これまで多くのカスタムバイクを手掛けてきたバイクショップ『グランドライン』が、『カスタムバイク・レンタルサービス』を開始した。
そもそもグランドラインはビッグスクーターを中心としたカスタムバイクショップである。オリジナルドレスアップされた車両は長年カスタムファンに厚く支持されてきた。少し前までのビッグスクーターカスタムというと過激なものを突き詰める方向だったが、最近は割と落ち着いた「やさしめ路線」がブーム。基本的にはドレスアップカスタムが中心であり、そこにスピーカーをはじめとしたオーディオ装備や、マフラー、ハンドルなどの機能パーツのカスタマイズを施すという具合が主流だという。
そのようなカスタムバイクを長く手掛けてきたプロショップであるグランドラインが製作するカスタムバイクをレンタルできるのだ。これはビッグスクーターファンだけでなくとも興味を示さずにはいられない。現在のレンタルラインアップはビッグスクーターを中心に、シグナスなどの小型スクーター、さらにはニンジャ250などのロードスポーツモデルもあり、どれもカスタマイズされたものとなっている。
グランドライン越谷店では、現在10車種近くのレンタル用カスタムバイクを取り揃えているが、その中でも人気が高いのが、マジェスティCだ。メーカーカスタム仕様であったマジェスティCは、歴代モデルの中でも屈指の人気を誇ったものであり、それは今も衰えることがない。そんなマジェスティCをベースとしたカスタムモデルをレンタルできるのだ。それでは、レンタルサービス車両であるマジェスティCのカスタムポイントを紹介してゆこう。
上記で紹介したマジェスティCのほか、08フォルツァ、マジェスティ(4D9型)、マグザム、シグナス、バーディ、ニンジャ250などのレンタルカスタムバイクを用意している。今後さらにラインアップを増やしてゆくとのことなので期待していてほしい。
ノーマル車両は様々なショップでレンタルバイクを楽しめるが、カスタムバイクとなるとレンタルサービスを行っているショップがない。カスタムバイクというものが、どのようなものなのかを体験するにもいい機会となるだろうし、既存モデルオーナーが、カスタマイズの方向性を確かめるためにもレンタルカスタムバイクというのは貴重な経験となることだろう。
現在はグランドライン越谷店、東京店、横浜店の3店舗にてレンタルバイクサービスを行っている。詳しくは各店舗までお問い合わせを!
住所/埼玉県越谷市南荻島504
TEL/048-971-2800
営業/10:00-19:00
定休/水曜日
住所/神奈川県横浜市磯子区杉田5丁目5-3
TEL/045-771-0988
営業/10:00-19:00
定休/水曜日
住所/東京都大田区多摩川1-13-9
TEL/03-6459-8878
営業/10:00-19:00
定休/水曜日
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カスタムビッグスクーターを専門に手掛けてきた老舗。最近では幅広い車種のカスタムバイクを製作しており、カスタムバイクの世界をさらに広げてゆきたいということから、レンタルサービスを開始した。レンタル費用は小型、原付のAクラスで2980円/4時間~、普通自動二輪区分のSクラスで4980円/4時間~となっている。