前後オーリンズ装着で、TMAXの走りをレベルアップ

掲載日:2018年01月03日 プロが造るカスタム    

取材協力/クオータードラゴン
取材・写真・文/ガスグラフィックス

前後オーリンズ装着で、TMAXの走りをレベルアップの画像
ヤマハ TMAX(クオータードラゴン)

走って楽しむスクーター=TMAXだからこそ可能な
本格派足回り&エンジンチューニング

250ccクラスのビッグスクーターがドレスアップカスタムのベース車として人気が確立されている一方で、ヤマハTMAXシリーズはそれとは正反対の、走りを楽しむスクーターとして定着しているのは言うまでもない。走る場所によってはスーパースポーツ車をも凌ぐその性能は、当初はヨーロッパを中心に認められたが、ここ日本でも確実にファンを獲得し、初期型登場から現在まで、確固たる地位を築き上げてきた。

その結果、国内のTMAXユーザー達も、その性能をさらに引き上げるためのメニュー=チューニングに興味を持つようになり、その好奇心がここに紹介するクオータードラゴン製作による車両を生み出すきっかけになった。

前後オーリンズ装着で、TMAXの走りをレベルアップのカスタム画像

brembo製の赤いモノブロックキャリパーが目立つ足回りを見れば、そこに装着されたフロントフォークがノーマルではなく、倒立フォークが装着されていることに誰でも気づくであろう。このフォークは、バイクレースの最高峰、MotoGPでヤマハファクトリーなどのトップチームをサポートするオーリンズが培った技術を、そのままストリート用に移植したハイエンドモデルである。そして、リアサスペンションも専用のTTXを装備することで、ノーマルとはレベルの異なる走りを楽しめるのだ。

さらに、CPUの追加とパワーコマンダーにより、燃調セッティングも完璧にこなし、駆動系も変更済み。そして、ここにプロドラッグ製フルエキゾーストを装着することで、TMAXの絶対性能をフルに引き出す最高のチューニングメニューが完成した。走って楽しむスクーター。それをしっかりと具現化したこのTMAXこそが、ヤマハが望む本来のあるべき姿なのかもしれない。

クオータードラゴン TMAXの詳細写真は次のページにて

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