ホンダ フォルツァ

掲載日:2011年03月03日 プロが造るカスタム    

ホンダ フォルツァ

スクーター業界に激震をもたらす
足回りを一新した壮絶ホイールメイクが鍵

ホンダ フォルツァ

広島県のバイクショップ「駅前バイク」が、2009年のKCC<九州カスタムコンテスト>に出展したこのフォルツァを一目見て、会場にいた誰もが息を呑んだ。それもそのはずで、前後に履くバギー用の極太ラージホイールによる、異様なまでのファットな足まわりが目を惹いたからだ。しかもフォルツァ純正エンジンのまま(通常はスズキ・スカイウェイブのエンジンに交換する手法が一般的)、やってのけているからまた凄い。 2011年現在でこそ同様の仕様のフォルツァは存在するものの、前後バギーホイールを純正エンジンのまま実現したフォルツァは、間違いなくこの車両が日本初、いや世界初なのだ。さらにリンク式のフレーム変更なども加え、フォルツァの新たな可能性を開拓したパイオニアとしての功績は大いに称えたい。

またハードなフレームワークやホイール以外にも見どころは存在する。特に曲線的なボディ構成が目立つフォルツァを、見事なまでのクールなツートンに仕上げたペイントワークは、ぜひ注目してほしい部分なのだ。“こんなフォルツァは見たこともない”とフォルツァユーザーならずともそう思える衝撃的存在感で、2009年度KCCの2位を獲得した実力は伊達ではない。

駅前バイク フォルツァの詳細写真は次のページにて

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