スズキ スカイウェイブ650LX
スズキ スカイウェイブ650LX

スズキ スカイウェイブ650LX – ラグジュアリー感にあふれる最高峰!

掲載日:2013年05月07日 試乗インプレ・レビュー    

取材・撮影・文/田宮 徹

ラグジュアリー感にあふれる
スカイウェイブの最高峰!

変速機に電子制御CVTを組み合わせた並列2気筒エンジンをフレームマウントし、02年型で新登場したスカイウェイブ650シリーズは、スズキの最高峰スクーターとして活躍してきた。海外では、バーグマン650/エグゼクティブの車名を持ち、スタンダードと上級版の2タイプが販売されているが、国内では当初設定されていたスタンダードは廃止され、上級版のLXのみがラインアップされている。

13年1月、そのスカイウェイブ650LXが初の大がかりなモデルチェンジを受けた。メインテーマは、スタイリングの刷新とパワーユニットの改良。これにより、いまの時代に合うビッグスクーターへと進化した。

スズキ スカイウェイブ650LXの特徴

スズキ スカイウェイブ650LXの画像

初のモデルチェンジにより
スタイリッシュ&コンパクトに!

スタイリングは、先代と比べてかなり引き締まったイメージにまとめられている。先代と同じフレームを使用するため、絶対的なサイズが大きくコンパクト化されているというわけではないが、よりエレガントでスポーティ、そしてコンパクトな印象になった。先代の威圧感が好みというライダーもいるだろうが、扱いやすそうな雰囲気が増えたことは、素直に喜ばしい。

またパワーユニットは、エンジンのフリクション低減やCVT制御の変更により、60km/h定地走行の燃費が先代の27km/Lから32km/Lへと、約19%も向上されている。同時に、クラッチの材質と形状を改良することで、先代のウィークポイントだった押し歩き時の重さを低減している。

スズキ スカイウェイブ650LXの画像

この他にも、シート形状の変更や足まわりのセッティング見直しなど、細かい部分に多くの手が入れられている。その一方で、LXならではの豪華装備は、そのすべてを引き継いでおり、もちろんラグジュアリースクーターとしての立ち位置も忘れていない。

スズキ スカイウェイブ650LXの試乗インプレッションは次ページにて

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