こんにちは!バイクブロス通販部の今成です。今回は「初心者でもカンタン!」シリーズ第二弾として、バイクブロスオリジナルのリアボックスセットの取付け方をレクチャー。サンプルは人気のセロー250でございます。この現行セローって、旧型と比較して街乗りや高速での移動が楽になったので、通勤用として使ってる方も多いと思うんですよ。ならばボックスを付ければ更に便利になっちゃうことウケアイ!っつーことで、今回もゆる~くいってみましょうか!

今回使う工具

tool

さて、使う工具は前回のマフラーの取付講座で使った工具とほぼ変わりませんが…

 ①ラチェットハンドル(エクステンションと13mmのソケットが付いてます)
 ②ソケットレンチ
 ③六角レンチ(5mmと8mm)
 ④めがねレンチ(8mm/10mmと10mm/12mm)
 ⑤パーツクリーナー
 ⑥潤滑油

今回新しく登場するのは③の六角レンチですね~ まあ整備する時にコレが無いってのは常識的にナシなので、セットで買いましょう!長いのやら短いのやら色んな種類がありますけど、長めのを買っておいたほうが作業の時に何かと便利です。写真の六角レンチは左側だけが丸い「ボールポイント」になってるんだけど、このタイプにすると早回しするのに便利なのでオススメ!この機会にこんなセットを買っておくと後々の整備が楽しくなっちゃいますよ↓

tool2◆212LRH-10 ホールドリング付六角レンチセット(パックナシ)

あとはパーツクリーナーと潤滑剤。ネジが外れない時は潤滑剤を吹けば外れやすくなります。逆にネジを締める前には潤滑剤を落とすためにもパーツクリーナーは必須。ほとんどの整備作業で必要になるので、必ず用意してくださいね~

作業その1

01aまずは作業の前にシートを外しておきましょうね~ リアフェンダーの裏にあるボルト2本を外すだけでカンタンに取れちゃいます。その上でサイドカバーを外すんですが、セローのサイドカバーはネジ1本と、プラスチックのポッチ2箇所がゴムに刺さってるだけなので、ポコンと引き抜きます。ポッチを折らないように注意してくださいね。

作業その2

02bオレンジ色のパーツがグラブバー。ここにボックスを載せるためのキャリアを装着するので、グラブバーは外してしまいます。グラブバーは12mmのボルト2本で固定されてるので、左側からラチェットハンドルを使ってササッと外しちゃいましょう。

03cで、問題は右側のグラブバーなんですが、マフラーが邪魔でラチェットが入りません…なので、めんどくさいけど画像のようにメガネレンチを使って地道に外します。

作業その3

04dここからいよいよキャリアの取付けですが、まずは前側から取付けましょう!前側にはアルミ製のカラーをはさんでくださいね。付属の六角穴ボルトでの固定となりますので、六角レンチを使いましょう。ここで先ほどの「ボールポイント」部分を使うと、六角穴に対して真っ直ぐレンチを差し込む必要が無いので、角度が制限される場面で作業が楽!早回しする事も出来るので作業がはかどるってもんです。

で、早回しが楽だからってボルトをいきなりグイグイ締めちゃダメ!前回のブログでも案内したけど、パーツをつける時は、いきなり本気でネジを締めないでユルユル~っと「仮組み」状態にするのがキモ!更に言うなら、
ボールポイントで本気で締めちゃうと工具自体が壊れるので注意!!

作業その4

05e今度はキャリアの後ろ側の取付けです。こちらは「コの字型」のステーを使って固定。ここもボールポイントを上手く使って仮組みしましょう。

作業その5

06fここまでの作業でキャリアの仮組みが完了したので、キャリアを全体にユサユサと…そう、デンプシーロールのようにゆすって、キャリア全体がストレスの掛からない位置に落ち着かせます。

念のためですが…デンプシーロールは、かつて「拳聖」と呼ばれたボクサー「ジャック・デンプシー」の技で、ウィービングの体重移動に合わせてフックを叩き込むというテクニックです(._.)

07g・・・で、話はそれましたが、キャリアの位置が落ち着いたら、グイグイ本締めしていきましょう。ちなみに写真ではラチェットに六角ソケットをつけてますけど、六角レンチで締めて問題ありません。本締めが終わったら、あらためてキャリアが車体に干渉していないか、斜めになってないかを確認しましょう。

作業その6

08hそしていよいよボックスのベースプレートの取付けですが、画像のようなW型の金具とボルトのセット?4つで固定します(六角穴ボルト5mm/ナット8mm)。位置はある程度自在に決められるので、例えば「タンデムする彼女が小柄なので、ボックスを前寄りにしたい」とか、逆に「彼女がモビルアーマー並に大きい」なら後ろ寄りにするのもアリです。

09iこんな感じで金具が出来るだけ離れた位置、なおかつキャリアにガッチリ固定出来る位置を見極めてくださいね~ W型の金具がしっかりキャリアを噛んでいるかも確認のこと。ここでも必ず「仮組み」してから「本締め」してください。

完成!!

10m最後にベース用のフタをパチっとはめ込んで完成!!
おお~っ…便利オーラがにじみ出てるじゃないですか…

これさえあれば、ツーリング先でお土産を買う時にも、レインコートを入れるか悩む天気の日も、宿に泊まる前にお酒やオツマミの買い出しに行く時も、ロングツーリングで何冊もマップを持たなきゃならない時も、林道でツチノコを発見した時も、迷わず全部ブチ込む事ができますね!!

ちなみにこのキャリアセット、シグナスX、Dトラッカー(KLX250)に対応するモデルもアリ!当然ボックス+ベースだけのセットもあるので、目的に合わせて選んで欲しいなあ~というお願い。ぜひぜひ買ってくださいね?\(^o^)/

◆バイクブロスリアボックス(インナーカバー付)の購入はこちら>>

【おしまい】

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでバイクブロス通販部をフォローしよう!