私が購入したものレビュー：エアーがインテークする？（後編）使ってみた

こんにちは、バイクブロス通販部のきんちゃんです。

先日、買ってみたとしてご紹介したVENTZ エアーインテーク《エアーがインテークする？（前編）》商品の詳細はコチラ＞＞

遅れていた関東地方の梅雨があけ、各地に高温注意報の出た土曜日に使ってみました。

本当に涼しさが感じられるのか、どうなのか。
コースはいつもの自宅から檜原街道沿いの喫茶店までの半日ツーリングです。

本当はあえて革ジャンを着て、と思ったのですが、ものの10分で熱中症になるような気がして、ナイロンジャケットの袖口に入れて使ってみました。
袖口から入った空気は、出ていく場所がないといけませんので、ジャケット背中のベンチレーションは開けています。
付けてみたら、こんな感じです。ジャケットの下に着ているのは、ユニクロのエアリズムパーカー。袖の中に空気を通す予定なので、そもそも汗を蒸散させやすい環境にしておかないと、効果の判断もできないはずですからね。

さぁ、出発です。

私の自宅から10㎞は、ほぼ市街地なのでトロトロ走り。信号は多いし、渋滞だってあります。そもそも走っていないんですから、エアーがインテークされるはずもなく、効果なんてミジンコほども感じません。黒いジャケット、めっちゃ暑いです！

ようやく郊外っぽくなるのは米軍の横田基地を過ぎたあたりから。平均速度が徐々に上がっていきます。すると･･･

お、腕が涼しい！空気が通ってきました！ 袖の中の汗がス～ッと気化して熱が奪われていくのがわかります！これはもしや、効果あるってことなのかも！？

武蔵五日市駅を過ぎると、おたのしみの峠道、檜原街道です。
郊外に出たあたりで効果を実感していたので、さぁさぁ、どれだけ涼しいのかと期待していたのですが、…あれ？あの「ス～ッ」が感じられません。
どうしてなのかと考えていたのですが、気が付きました。郊外に出たところで涼しさを感じたのは、渋滞中にかいた汗が、走行風で急速に気化したからではないかと。ただし、峠道での涼しさは感じませんが、暑くはありません。檜原街道を走っているあいだは、袖口から入った空気がエアリズムの吸収した汗を乾かし続けていたから、快適だったのだろうと思います。感じないけど効果アリということですかね。

そんなことを思いながら走りながら、手元をみて、気が付きました。
このアイテム、左手と右手で、条件が違うということに。
左手はクラッチ操作が役目なので、グリップを握ったかたちはこんな感じ。
でも、右手はスロットルを開くほど、手首が手前に帰ってくる感じ。
グローブのロゴの見えかたが左右で違うでしょ。右手はエアーの入り口が手の甲に邪魔されがちになってしまうのです。スロットル側は少し奥をグリップするようにしたほうがいいかもしれません。

はい、結論です。
低速時には効果なしです。時速40キロを超えると、効果があると思います。
効果を強く実感するには、速乾性のあるインナーを着て、（あらかじめ）汗をかいているといいでしょう。なんのために･･･ですけど。

しかし他の方がレビューに書いている通り、袖口が進行方向を向かないレプリカなどではそもそも風が入らないのかもしれませんね。

で、他の人におススメできるかというと･･･ちょっと悩んで「Yes」です。2千5百円ぐらいで、効果があるとかないとかそこそこ楽しめたし、少なくとも私には効果が感じられたから。
よかったらみなさんも「効果あるの？ないの？」体感してみてください。（商品の購入はコチラ＞＞）

でもね～よほど気に入ったジャケットがあって、夏も着ていたい、というのでなければ、メッシュジャケットを買ったほうがいいのかも。だってそっちは「上半身ぜんぶエアーがインテーク」だもの。
身もふたもない結論、すみません～。

さて、突然ですが、今回の半日ツーリングの帰り、ガソリンがなくなりかけたのでスタンドに寄りました。
前回の給油から264.7㎞を走って給油量は4.13L。燃費は64.09㎞/Lでした。さすがホンダ横型エンジンですね～燃費がいい！

はい、この燃費の話は「前ふり」です。何の前ふりなのかは、いずれまた。