こんにちは、バイクブロス通販部のきんちゃんです。
寒いですよね~。バイクに乗るときの防寒、ちゃんとできてますか?
ここで正直に申し上げますと、私はバイクが(仕事を抜きにしても)けっこう好きなので、乗りたくないときは乗らないようにしています。気が進まないのに乗って、バイクのことが嫌いになりたくないからです。だから雨だと分かっている日は乗らないですし、あんまり暑いときも避けますし、冬だってそうです。でも、気温の高低は、工夫することでなんとかなりますので、自分なりに楽しんでいます。
さて、いまは冬。ここでクエステョンです(ジャジャン!)。寒風吹きすさぶ中にあって、いちばん身近に存在する「あたたかいもの」って何でしょう?
エンジンだと思う? いいえ、違います。正解は、自分のカラダです。個人差はありますが、ヒトの体温は摂氏36度で一定しています。人肌ってあたたかいんですよね。
「防寒」というと、低い気温、冷たい外気をいかにさえぎるかと考えがちですけど(外から内へ)、逆です。反対に、内から外へあたたかさ(体温)を逃さないことが、防寒の基本なんですよね。
だから、重ね着(レイヤリング)の基本は、こうなります。
(体の表面)
>【1】アンダーウェア:体温であたためられた空気の層をつくる。でも、汗は蒸散させる。
>【2】ミドルウェア:アンダーウェアが作ったあたたかい空気の層を逃さないようにブロックする。
>【3】アウター:外気にさらされる。ミドルウェアに外気温を伝えない。
(冷たい外気)
死守すべきは、【1】でつくった「あたたかい空気の層」です。空気が断熱層になるのは、ダウンジャケットがあたたかいことでも分かりますよね。
・・・前置きがずいぶん長くなりましたが、本題です。
私がミドルウェアに使っているのは、GOLDWINのウインドブロックジャケット(GSM14352)です。その名の通り、風を通さないためのものです。機能はね、その名のとおりです。体にフィットするので、重ね着してもだぶつかず、見た目もオッケーです。
ま、今日の話の中心は、そこじゃありません。
この手の防風ウェアには、素材としてポリウレタンが使われています。私、化学とか苦手でしたが、ウレタンがたくさん集まった化合物(ポリ)ってことですよね。と書いても分からないけど、このポリウレタンは、数年で加水分解してしまうことはよく知られています。数年履いたスニーカーの靴底が、ポロポロした粉状になってしまったこと、みなさんもありますよね?私のゴールドウインにも、こう書いてあります。
ちなみに購入して、4シーズン目を迎えている私のウインドブロックジャケットですが、今のところ素材の弾力性もありますし、劣化しているようには見えません。
とはいえ来年は5シーズン目。そろそろ買い替えを検討しようかと思っていますが、所有のモデル(GSM14352)はすでに廃番になっていますので、同じゴールドウィンから現行品で選ぶと、これかな。
GOLDWIN GSM14451 ウインドブロックジャケット
他の人におススメできるかというと、YESなのですが、注意点がひとつ。
走行風が入るのを防いでくれますが、アウターがイマイチだと、だんだん表面が冷えてきます。表面から伝わって、そのうち内側も冷たくなってしまいます。体にフィットしているため、空気の断熱層も少ないので、冷たさが伝わってこないように、内側と外側に気を使わないといけません。ようするに、ちゃんと着て、ってことです~。特に真冬はね。